Unity パッチリリースの今後について

Unity 5.1.4 はUnity 5.1シリーズの最後の正式版リリースとなります。このバージョンはそれ以前のすべてのパッチ（5.1.3p1、 5.1.3p2 と 5.1.3p3）の修正を含みます。9月8日に5.2.0がリリースされましたので、パッチの提供は今後5.2系に対して行われます。次のパッチリリースのバージョンは5.2.0p1です。重要なことなので明記しておきますが5.2.0は5.1.2までの修正までしか取り込まれておらず、5.2.0p1ではじめて、それ以降の5.1.3p3 までに行った修正が取り込まれますのでご注意下さい。逆に言うと、そこから5.1.4までに行う修正事項が5.2系に反映されるのは5.2.1の正式版リリースが行われた時になります。5.2.0p1は5.2.0で入らなかった沢山のバグ修正を含みますので、正式版のリリースである5.2.1は5.2.0p1のパッチリリースを行ったあと、速やかにリリースを行う予定でおります。

次の公式版リリースとなる5.2.1は、基本方針として5.2.0p1のすべてのバグ修正を含み、もし何か緊急度の高い修正事項があった場合にのみもういくつかの修正を含めるという形でリリース準備を進めています。5.2.x 系のパッチリリースは5.3.0がリリースされるまでの間、毎週リリースされます。私たちはできる限りパッチリリースを水曜日に行うよう努力します。(パッチリリースには専用のRSSがありますので更新確認にぜひご活用下さい) 将来5.3.0がリリースされた時にも、この同じサイクルを継承して5.3.x のパッチを提供していく方針です。

最後に重要なことですが、Unity 4.6系のパッチリリース、および公式リリースは2015年12月末をもって終了します。Unityのより改善してよいものにしていくために、そろそろすべての力をUnity 5に集中させることが重要と判断しております。4.6系のパッチリリースが最近2週間おきの提供サイクルに変更されていることにお気づきになったかもしれません。4.6系のパッチリリースは2015年12月末まで、毎隔週の金曜日にリリース致します。

私たちサステインド・エンジニアリングチームはバグ修正とUnityの全体的なクオリティの向上にフォーカスするチームで、順調にチームに参加する開発者が増えてきています。私たちの主眼はバグを修正し、できる限り速く皆さんに修正を提供することです。私たちはパッチ版・公式版ともに新しいバージョンが出るたびにフォーラムやフィードバックをチェックし、これに対応するよう目を光らせています。また、私たちは他にもいくつかの新しい取り組みを準備していますが、これらの新しい取り組みについては、発表できるようになった時点でまたブログを通してお知らせします。