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エンタープライズサポート - 超難問を解決する

2015年12月14日 カテゴリ: コミュニティ | 4 分 で読めます
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Unityのコアバリューの一つ…それは「超難問™」を解決するということです。大変な問題というのは色んな形や規模で発生し、新しい機能をどう実装するかから、新しい製品やサービスをどう宣伝するかにまで多岐に渡ります。しかし、Unityのなかでサポートチームほど日々この難問というやつと遭遇し、戦いを繰り広げている場所はないでしょう。

エンタープライズサポートはUnityの最も高級な、テーラーメイドのサポートパッケージです。エンタープライズサポートというのは、お客様の会社に追加の技術チームを移植するようなものです。エンタープライズサポートチームは濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが刑務所を脱出し地下に潜った特攻部隊専門的な知識を持つ業界のベテランエンジニアのグループで構成されており、100年以上におよぶゲーム開発の経験を(ついでにモータルコンバットの米国ランキングトップ20のプレイヤーも)あなたのチームに提供します。…ええと…まぁ、ようするに、別の言い方をするとです、あなたたちが絶対に1本は遊んだことがあるタイトルの開発者達がお助けすると、そういうことです。

私の役割はチームの中でデベロッパーリレーションマネージャー(DRM)で、エンタープライズサポートのお客様とのインターフェイス役として、どのようなサポートのニーズがあるかを伺ったり、現在の問題についての詳細を詰めたり、問題解決のために複数のチームのタスクのプライオリティを調整したり、Unityの開発にフィードバックを提供したりといったことを行います。(大体のところは「これをもっと上手く出来るよう直して!」「この機能をもっと簡単に使えるように!」「なんでこれまだやってねーの!?」と叫び回るのが仕事です)毎週のミーティングを通してお客様のゲームをより深く理解したり、ワークフローやプライオリティを理解したりしながら、タイトルが出荷されることを目標に集中してお手伝いをします。だれでも予定通りに行ったら嬉しいでしょう?内部的には、多数のバグを日々暗殺し続けるサステインド・エンジニアリングチームのニンジャ達と協力し、パッチリリースで問題を修正したり、バックポートを行ったりして、できる限り速くリリースパッチを出せるようにしたりしています。そして、もし状況が悪化の一途を辿り、開発やリリースに差し障るようなバグに遭遇したら、緊急対応モードを発令して開発チームと直接、24時間体制で障害の除去に当たります。ええ、そうです…文字通り24時間体制で!

エンタープライズサポートチームは概ね10強おり、アメリカ、欧州およびアジアで急速に拡大しています。この拡大強化により各デベロッパーリレーションマネージャーがそれぞれのお客様とより時間を使えるようになり、私たちはいまでは世界中に広がっていますので、あなたのオフィスがどこであろうと、直接問題解決に伺うことが可能になっています。(大丈夫、飛行機だけは勘弁な!なんて言いませんよ!)

Pagani Profile (Red & Carbon) Gold Wheels_rz

私たちのエンタープライズサポートのお客様に、ZeroLight と呼ばれる素晴らしい人々がいます。彼らは通常のUnityの用途とはちょっと離れた製品を作っています。違う…というのは、彼らは超ハードコアな車のビジュアリゼーションを行っていて、Unityでものすごいコンテンツを作っています。ZeroLightは世界で最も先進的な車のリアルタイム3Dコンフィギュレーターを開発し、今年の前半にAudi AGとのビジュアリゼーションパートナーとなったことを発表しました彼らはイタリアのスーパーカーメーカーであるPaganiの予約注文のためのデジタルカーコンフィギュレーターの開発スタジオでもあります。より詳しくはUnityのZeroLightのプロフィールをチェックしてみてください。

Pagani Rear (Carbon Fibre)_rz

ZeroLightは革新的なプロフェッショナルの会社として、つねにエキサイティングで新しい領域にチャレンジをしており、同時にか・な・ら・ず私たちに解決すべき「超難問™」をプレゼントしてくださいます(そして…Unityは超難問が好きです!ええ、大好物ですとも!)エンタープライズサポートチームがガッチリZeroLightとやりとりしているので、私たちは彼らのロードマップを把握し、今後の機能で有用そうなものがあれば紹介したり、私たちのエンジンチームと彼らの開発チームが直接話ができるようにしたりといった取り組みが出来ます。その結果、時には問題が発生するまえにその芽を摘み取りにかかることも可能です。問題というのはソフトウェア開発者にとって残念ながら避けられない人生の一部ではあるのですが、こうしたレベルの関わり方によって、発生した問題の背景やそのコンテキストを正しく理解し、エンタープライズサポートチームの努力によってワークアラウンドや修正をさっさと提供し、結果ZeroLightの最先端の3Dリアルタイムビジュアリゼーションアプリケーションの開発を高速に保つことが出来ています。この仕事のちょっとした役得は、ZeroLightの皆さんが作る超クールなテクノロジーを最初に遊ぶことが出来ることです。もし何かのVRイベントでZeroLightを見ることがありましたら、絶対に彼らのカー・デコンストラクターを試した方がいいですよ!

最後に、もしなにか困ったことがあって…ほかの誰の助けも得られないとき…もし見つけることができたら…きっと雇えるでしょう…あのエンタープライズサポートチームを!

<大変申し訳ありませんが、この動画「特攻野郎Aチームのテーマ」は権利者の申し立てにより削除されました。またのごアクセスをお待ちしております。>

2015年12月14日 カテゴリ: コミュニティ | 4 分 で読めます

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