2019年3月6日
Visual Effect Graph は、ノードベースの動作と GPU ベースの演算能力によって、次世代のビジュアルエフェクトを作成することを可能にします。まず、このエディターの概念についてまとめた初心者向けブログ記事を公開しました。また、Unite LA 2018 での初回プレビューリリース以降 GitHub リポジトリに多様な VFX のサンプルを公開しています。ぜひチェックして、独自のエフェクトを作成する際に役立ててください。
これらのサンプルでは、Visual Effect Graph で処理可能な各種制作シナリオを紹介します。単純なものから...
2018年12月19日
Unity 2018.3 のリリースで、HD レンダーパイプライン(HDRP)用の新しいマスターノード(Lit Master ノード)がシェーダーグラフに追加されました。これにより、HDRP に搭載された高度なシェーディング機能の多くがシェーダーグラフで使用できるようになりました!
HD Lit の高度な機能(「HD Lit Advanced Features」「HD Lit AF」)には、コートマスク、イリデッセンス(遊色効果)、透光効果、サブサーフェススキャタリング(表面下散乱)、異方性反射などが含まれます。
本記事では、これらの高度な機能のいくつ...
2018年12月13日
Unity 2018.3 では、プレハブを入れ子にする機能を含む Prefab ワークフローの改良をはじめ、スクリプタブルレンダーパイプライン、Terrain(地形作成)システム、スクリプティングランタイムのそれぞれに対する改良、そして、Visual Effect Graph プレビュー版の搭載が実現しました。
この数年にわたり、最も望まれていた機能の 1 つがプレハブを入れ子にする機能でした。そして、膨大な回数のインタビュー、ユーザビリティテスト、およびゲームジャムでのリサーチを経て、私たちは、皆さまが単にプレハブを入れ子にする機能を要望しているわけ...
2018年11月12日
Unity 2018.3 における物理関連の主な変更は、3D 物理エンジンの PhysX 3.3.3 から PhysX 3.4.2 へのアップグレードです。その時点での最新版の PhysX が搭載されるのは今回が初めてのことです。私達の目標は、パフォーマンスと安定性を向上させ、プロジェクトのアップグレードをごく簡単に行えるようにすることです。本記事では今回のアップグレードについて、Unity 2018.3 での物理演算の使用に関わる具体的な変更事項や新機能の詳細を含めてご紹介します。
PhysX 3.4 は、計算物理学の分野における数年間の進化の結...
2018年10月8日
ローディング画面が好きという人は誰もいないでしょう。ロード時間は Async Upload Pipeline(AUP)パラメーターを簡単に調節するだけで大幅に改善できることをご存知でしたか?本記事では、AUP によるメッシュとテクスチャをローディングする仕組みを詳しくご紹介します。ロード時間を大幅に短縮する上で、この仕組みを理解しておくと役に立つと思います。これによって実際にパフォーマンスが 2 倍改善されたプロジェクトもあります。
AUP が機能する技術的な仕組みや、その効果を最大限に引き出すために使う API を知りたい方は、ぜひ以下を読み進めてく...
2018年10月3日
アプリやゲームのサイズが大きいと、せっかく Google Play ストアで見つけてもらえたのに、インストールしてもらえないという事態が起きることがあります。これは、ユーザーがデバイスの記憶領域や通信容量を節約したいと思っていたり、低速の通信しかない環境で長い時間ダウンロードを待ちたくないと思っていることが背景にあります。そこで、新しい Android アプリ配信形式である Android App Bundle を使えば、ユーザーのデバイスに配信するときのサイズを小さくすることができます。
Unity 2018.3 ベータ版で、いくつかのハードウェアの...