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Unity 5の最後のバージョンはUnity 5.6になり、次はUnity 2017となります。

2016年12月13日 カテゴリ: テクノロジー | 2 分 で読めます
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本日、Unity 5.6 ベータ版を発表しました。2017 年 3 月には 5.6 をリリースする予定です。ここで、5.6 が Unity 5 サイクルの最終版になることをお知らせします。

5.6 では多くの機能と改良を取り入れています。ハイライトでご紹介します。

  • Unityエディターの機能:
    • 新しいプログレッシブライトマッパー ― ライティングのイテレーションの時間を短縮し、ベイクにかかる時間を短縮します。 (参考動画: UNITE LA 2016 キーノート)
    • 新しいビデオプレイヤー ― 4K ビデオと VR の 360 度ビデオをスムーズに再生するために、マルチプラットフォーム対応とパフォーマンスを考慮して構成を一からやり直しました。
    • macOS版UnityエディターでMetalをサポート
    • 2D ゲーム開発のワークフロー改善のための新機能
  • 追加されたサポートプラットフォーム:
    • Google Daydream,、Cardboard
    • Facebook Gameroom
  • グラフィックス:
    • Vulkan のサポート
    • Metalを使用した計算処理をサポート

5.6 ベータ版をダウンロードいただけます。 こちらのブログ記事で新機能すべてのリストをご覧ください。

Unity 5.x 永続ライセンスをお持ちの方は、Unity 5 のライセンスが 2017 年 3 月に失効することにお気づきかもしれません (詳細は よくある質問の “私は永続ライセンスを所有しています。いつまでそれを使用することができますか?”の項目をご参照ください。)ですが、心配は無用です。5.6 のリリースは 2017 年 3 月以降の予定となっており、上記の項目に記述された「2017年3月3日以降」にリリースされたとしても、それは Unity 5 であり、永続ライセンスにてご利用いただけます。Unity 5.6 を、プロジェクトを出荷できる安定したプラットフォームとして使っていただくために、リリース後さらに 12 ヶ月間に出される修正パッチなどを受け取ることができます。

2017 年の展望

Unity 5.6 の後、新しいバージョンナンバリングシステムを開始します。2017年にリリースされるものは2017.x サイクルとなります。バージョンのナンバリングを変えることで、Unity 5のサイクルが終了したことを明確にして過去のメジャーバージョンのリリースモデルから決別し、現在のリリースモデル(機能が完成でき次第リリースする)に沿ったナンバリングをすることができます。Unity 2017は引き続き、定期的に新しいバージョンを出荷し、新技術導入と改善を両立し継続していきます。年をベースにしたバージョンナンバリングシステムにより、現在のリリースモデルのアプローチがより分かりやすくなったかと思います。このアプローチに関して詳しくは、今年の早い時期に掲載された Joachim のブログをご覧ください。

Unity 2017でもロードマップを用意いたします。ここで少しだけご紹介します:

  • コアエンジンの最適化を継続しパフォーマンスを向上させます。例えばジョブシステムを完全にマルチスレッド化し、マルチコア CPUの性能を生かすことができます。 (UNITE LA 2016のキーノートで紹介されました)
  • UNITE LA 2016でご紹介したTimelineにより、ストーリーテリングを次のレベルに押し上げます。Timeline によって、アーティストはストーリーテリングと映像製作技術に集中することができます。 
  • Nintendo Switch のような新しいプラットフォームがさらに加わります。

2017年のゲーム開発者会議 (Game Developers Conference:GDC) でさらに多くの機能をご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

すべてのプラットフォーム (iOS/Android を含む) サポートを含む新しい Unity 2017 は、2017 年 4 月に最初のベータ版リリースでお披露目の予定です。Unity サブスクリプションをすでに購入しているユーザーは、Unity 2017が利用可能になり次第、アクセス可能です。5.x 永続ライセンスをお持ちのユーザーは、サブスクリプションをアップグレードする特別キャンペーンがございます。また、新しいサブスクリプションモデルとともに新しく始まった「pay to own」もご利用いただけます。これにより、24 ヶ月のサブスクリプションを終了した後に、その時点のバージョンを所有するかどうかを選択することができます。

2016年12月13日 カテゴリ: テクノロジー | 2 分 で読めます

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