Unity を検索

ProBuilder が Unity に統合、エディターで高度なレベルデザインが可能に

2018年2月15日 カテゴリ: テクノロジー | 4 分 で読めます
取り上げているトピック
シェア

Unity のクリエイティブツールスイートに強力な新機能、ProBuilder(およびその他の優秀なツール)が追加され、その開発者である Gabriel Williams と Karl Henkel も Unity の仲間に加わりました!

Gabriel と Karl が開発したこれらの素晴らしいツールによって、簡単・迅速なレベルデザインが直接 Unity エディター上で可能になります。ProBuilder を使用すると、ステージのデザイン、プロトタイピング、プレイテストを Unity 上で素早く行うことができます。Polybrush(ベータ版)は、複雑な形状のスカルプティングや、カスタムライティングやカスタムカラーによるペイント、また異なるメッシュ間でのテクスチャのブレンディングなどを可能にし、作品に磨きをかけるために大いに役立ちます。

Unity 2017 では Timeline および Cinemachine、そして新しい FBX Exporterなどの強力なビジュアルツールが搭載されましたが、その後も Unity ではアーティスト、デザイナー、デベロッパーの効率的な共同創作作業を更にサポートすべく努力を続けてきました。

この記事(英語版)の公開日をもって、ProBuilder および Polybrush の完全版が Unity の機能ロードマップに組み込まれました。すべての Unity サブスクリプションプラン(Personal、Plus、Pro、Enterprise)で、これらの機能を追加料金なしでご利用いただけるようになりました。

ProBuilder と Polybrush の概要

ProBuilder は、3D モデリングツールとレベルデザインツールのハイブリッドツールです。シンプルなジオメトリの構築用に最適化されていますが、必要に応じて詳細な編集と UV 展開 も可能になっています。

ProBuilder を使用すると、構造物や複雑な地形、車両、武器などのプロトタイピングを素早く行うことができます。また衝突ジオメトリやトリガーゾーン、ナビメッシュのカスタム作成も可能です。

主に以下のような機能が含まれます。

押し出しと差し込み

プロシージャルシェイプ

シーン内 UV 制御 自在に形状を編集可能

ProBuilder は、数多くの Unity 製ゲームで使用されています。こちらのハイライト動画(英語)をご覧ください。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

こちらの短い動画(英語)で、ProBuilder の機能を概略的に紹介しています。

このコンテンツはサードパーティのプロバイダーによってホストされており、Targeting Cookiesを使用することに同意しない限り動画の視聴が許可されません。これらのプロバイダーの動画の視聴を希望する場合は、Targeting Cookiesのクッキーの設定をオンにしてください。

詳細は ProBuilder のドキュメンテーションでご確認いただけます。まずはインストールとアップグレードに関するページからお読みになることをお勧めします。

また、ProBuilder のチュートリアル動画シリーズも併せてご利用ください。

Polybrush を使用すると、Unity エディター内で直接、テクスチャーやカラーをブレンドしたり、メッシュをスカルプトすることができます。

Polybrush はベータ版ですが、最新のイテレーションで新機能がひとつ追加されました。高度にカスタマイズ可能なブラシを使って、ワールド内にオブジェクトを散布させることができるようになりました。

テクスチャをブレンドする

頂点色をペイントする

細かいメッシュを配置する

ジオメトリをスカルプトする

詳しくは Polybrush Introduction and Tutorial(英語)をご覧ください。

これだけではありません。ProGrids が提供するグリッドは視覚的・機能的に優れており、3 つの軸すべてにスナップしてくれます。ProGrids によってスピードとクオリティの両方が向上し、非常に素早く、簡単かつ精密にステージ構築が行えます。これは特にモジュラーベースおよびタイルベースの環境で役立ちますが、どんなタイプの作業でも、ワークフローのスピードアップとクオリティの向上を実感できるはずです。

詳しくは ProGrids Introduction and Tutorial(英語)をご覧ください。

ProBuilder と Polybrush と ProGrid の組み合わせにより、より素早く正確なジオメトリ構築をエディター内で実現する、レベルデザイン用のソリューションが提供されます。

もちろん、Maya などのデジタルコンテンツ制作ツールを使った、従来の Unity のシームレスなウィンドウ切り替え型作業も引き続き行えますので、お好みのツールを使って、モデルのディテール調整やブラッシュアップを更に便利に行えます。

ツールの入手方法とロードマップ

冒頭でお伝えした通り、これらのツールはこの記事(英語版)の公開日より Unity のすべてのサブスクリプションプラン(Personal、Plus、Pro、Enterprise)で追加料金なしでご利用いただけます。入手方法は以下の通りです。

ProBuilder はUnity 2018.1 ベータ版に統合されています。2018.1 ベータ版は、新しいパッケージマネージャー経由でこの記事(英語版)の公開日より入手可能になっています。

Unity エディターに移動し、メニューから Window > Package Manager を選択します。「All」をクリックし、「ProBuilder」を選択して「Install」をクリックしてインストールしてください。

Unity 2017.x および 5.6 の場合は、アセットストアから ProBuilder をプロジェクトに追加してください。アセットストアで入手できる ProBuilder は、バグ修正の更新には対応していますが新機能の追加には対応していません。すべての新機能は Unity 2018 およびそれ以降のバージョンに搭載されます。また Unity 5.6 のサポートは 2018 年 3 月に終了予定となっていますのでご注意ください。
Unity への統合前に購入された ProBuilder について、アセットストアでのパッケージ取り扱いが終了となります。引き続きアセットストアライブラリからアクセス可能ですが、今後このパッケージが更新されることはありません。
(※日本語版注:2018 年 1 月 1 日以降に ProBuilder を購入された方に対して、返金対応をしております。日本語サポートにアクセスして「お問い合わせの概要」から「Asset Store に関するお問い合わせ」を選択して、「お問い合わせ内容」に ProBuilder 購入代金の返金についてご記入の上、お問い合わせをご送信ください)

Polybrush はベータ版です。Unity 用の新しいバージョンはアセットストアから入手可能です。.
Polybrush は 2018 年中に Unity に統合される予定です。
Unity への統合前に購入された Polybrush について、統合後はアセットストアでのパッケージ取り扱いが終了となります。引き続きアセットストアライブラリからアクセス可能ですが、今後このパッケージが更新されることはありません。

ProGrids はアセットストアから入手できます。.
ProGrids の機能は 2018 年中に Unity に統合される予定です。
Unity への統合前に購入された ProGrids について、統合後はアセットストアでのパッケージ取り扱いが終了となります。引き続きアセットストアライブラリからアクセス可能ですが、今後このパッケージが更新されることはありません。

その他のツール(ProGroups、QuickDecals、QuickEdit、QuickBrush)も順次取り扱い終了となります。Unity への統合前に購入されたこれらのツールについて、アセットストアでのパッケージ取り扱いが終了となります。引き続きアセットストアライブラリからアクセス可能ですが、今後このパッケージが更新されることはありません。

※ProBuilder 統合に関する皆様のご意見をこちらの Unity Forum スレッド(英語)までお寄せください!

2018年2月15日 カテゴリ: テクノロジー | 4 分 で読めます
取り上げているトピック