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実験的機能「De-Lighting Tool」

2017年7月7日 カテゴリ: テクノロジー | 1 分 で読めます
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CG 業界ではフォトグラメトリがますます普及しています。通常のカメラを強力な 3D スキャナーとして使用できることで、リアリスティックな 3D アセットを作成するに当たっての魅力的な方法が拓かれます。しかし、この技法によって生成された raw テクスチャには大量のライティング情報が含まれており、これは削除する必要があります。Unity の De-Lighting Tool は、この複雑な問題を解決するために開発されました。

De-Lighting のプロセスにおいては、キャプチャーされたオブジェクトのライティング条件と正確に一致する環境マップが必要となります。通常、環境マップは、アセットの取得時にキャプチャーされます。

De-Lighting Tool は、元々の(ライティングの施された)テクスチャから環境ライティングを直接抽出するため、ライティング除去のために追加的なデータをキャプチャーする必要はありません。

ツールの概要

 

このツールは、元々の(ライティングの施された)テクスチャのほかに、以下のデータを(テクスチャマップとして)必要とします。

  • アンビエントオクルージョンマップ
  • 法線マップ
  • ベント法線マップ

これらのテクスチャマップは、Knald、xNormal、Substance Designer などのベイク用ツールでベイクすることができます。

ライティングが除去されると、テクスチャは標準の PBR マテリアル内でアルベドマップとして使用可能になります。結果のアセットには正確にシェーディングを施すことができます。

GitHub からのダウンロード

De-Lighting Tool プロジェクトとドキュメンテーションは、以下からダウンロード可能となっています。

Unity Github

 

サポートとフィードバック

最新情報のご確認、フィードバックのご投稿、サポートへのお問い合わせは、フォーラムの以下のスレッドから行っていただけます。

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2017年7月7日 カテゴリ: テクノロジー | 1 分 で読めます

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