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Light shining through a view of trees
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私たちは、素晴らしい従業員とクリエイターのコミュニティに触発され、共感、尊敬、機会にまつわる包摂性の原則に基づいて、影響力を増大し、コミュニティ全体にポジティブな社会的変化をもたらすことを目指しています。2020 年 10 月に Unity for Humanity Summit で Unity Social Impact を立ち上げて以来、私たちは以下の活動に取り組んできました。

  • 助成金を通じた 400 万ドル以上の支援金提供
  • 700 以上の団体でボランティア活動を実施
  • 18,000 人の学習者をエントリーレベルのリアルタイム 3D の仕事を得られる水準に育成
  • 560,000 人の学生と教育者にリアルタイム 3D のカリキュラムやトレーニングへのアクセスを提供
  • 学校、学生、教育者にソフトウェア助成金を通じて 12 億ドル以上を寄付

より持続可能で、公平で、包摂的な未来に向けた私たちの継続的な取り組みをご紹介します。

ビジョンを抱いたチェンジメーカーたち

クリエイターたちは、世界を変える可能性のある革新的なプロジェクトを、Unity を使って構築しています。Unity for Humanity プログラムは、この力強い創造性に応えるべく、資金面、技術面、マーケティング面でクリエイターをサポートしようとするものです。70 万ドルに迫る助成金が交付され、チェンジメーカーが新たなオーディエンスを獲得し、意義ある活動を進めるために役立てられました。私たちがパートナーとなった、リアルタイム 3D を活用するパワフルなイノベーターたちをご紹介します。

From left to right: Tamara Shogaolu - Creator of Un(re)solved with PBS Frontline, Luisa Dantas of Rise Home Stories Team - Creators of Dot’s Home, and El Lim of Khayalan Arts - Creators of Samudra

Tamara Shogaolu 氏 - PBS Frontline と『Un(re)solved』を制作

Tamara Shogaolu 氏は、『Un(re)solved』の制作に関して Unity for Humanity Grant の対象となり、Tribeca Juneteenth 展示会への参加につなげました。『Un(re)solved』は現在、DuSable Museum of African American History で展示されており、最近では IDFA の重要な賞である Digital Storytelling 賞を受賞しています。

Luisa DantasRise Home Stories Team - 『Dot's Home』を制作

ブラジル系アメリカ人の映像作家 Luisa Dantas 氏は、ストーリーテリング、社会正義、都市が交差する場所で、インパクトのあるマルチメディアコンテンツを制作しています。Dantas 氏は、3 月に Unity for Humanity 2020 の助成金を受けた『Dot's Home』のエグゼクティブプロデューサーです。『Dot's Home』は最近 IndieCade Impact Award にノミネートされ、現在 itch.iosteam でプレイすることができます。

El Lim 氏と Khayalan Arts - 『Samudra』を制作

El Lim 氏は、Khayalan Arts の代表であり、視覚的でインタラクティブな媒体を使って、社会的にポジティブな価値を持つ環境に優しいストーリーを伝えるために設立されたインドネシアのクリエイティブスタジオです。チームの最新プロジェクトである『Samudra』は最近 Steam でリリースされました。『Samudra』は 2D パズルアドベンチャーゲームで、海洋保護を促進し、プラスチック廃棄物の影響に対する認識を高められるようなデザインとなっています。

Unity for Humanity Summit で発表された Environment Grant 助成金の対象者たちは、Unity を使って環境変化を起こし、気候変動に対して前向きな未来に導くための無限の可能性の一端を示してくれました。助成金の対象プロジェクトは以下の通りです。

  • District 64: Remnant Lands』(Love Death Design)は、参加者をロサンゼルス南部のワッツ地区に連れ出し、石油掘削が地域の健康に与える影響を語り、人種的・環境的正義に対する問いかけを行います。 
  • Origen』(Presencias LLC)は、私たちが自分自身にある場所を描写する方法と、私たちがそこに住む方法との間には、関連性があるのだろうか、という疑問に答えようとする作品です。先住民族のコミュニティが住む土地と結んできた関係性を通じて、コンテンツの体験者をアマゾンの熱帯雨林、アルゼンチンの北西部、そしてアンデス山脈体験者に結び付けるインタラクティブな没入型ドキュメンタリーです。
  • Powers of X』 は、AnythingEverything と Son & Heir が企画した、気候危機への認識を高めるための没入型体験です。VR と AR の比類ないスケール感を活かして、私たち一人ひとりが地球に与える目に見えない影響を視覚化し、その影響をよりポジティブなものにする方法を提示しています。

2021 年の Unity for Humanity の助成対象となった各団体の詳細をぜひご覧ください。

今後の予定:包摂的な創造性を高め、コミュニティを構築して認識と変化を促すという使命に基づき、Sundance InstituteElectric South とのパートナーシップを通じて、十分に評価を受けていないクリエイターへの支援を拡大しています。

Changemaker Showcase をチェックして、リアルタイム 3D を使って良い影響を与えるクリエイターたちの刺激的な作品をご覧ください。

Students working on an electronics project

包摂的な教育と経済機会

過去数年間、当社は学生、教育者、学術機関、非営利団体に Unity ツールを提供し、リアルタイム 3D 教育や需要のあるスキルへのアクセスの格差を減らしてきました。今年は 560 人以上の学生や教育者をサポートするまでに成長し、学校や学生、教育者に 12 億ドル以上のソフトウェア助成金を提供しました。

十分に評価されていないクリエイターが必要なリソースによりアクセスしやすくするために、まだまだやるべきことがあると考えています。そのため、教育関係者向けの新しい教育用ツールやリソースの投入に注力しました。

  • Create with VR for Educators - このコースでは、教育者が Unity を使った VR 開発を良い形で教えることができます。1,700 人以上の教育関係者がライブのサマートレーニングに登録しました。  
  • Educators Hub - この新しく開発されたハブは、教育者がカリキュラムに Unity を組み込むためのリソースを提供するために、Unity Learn に関するワンストップショップを提供します。
  • 教育者向けパスウェイ - このハブは、教育者がカスタムのシラバス、カリキュラム、レッスンプランを使ってパスウェイ学習を教室に導入するのに役立ちます。

技術の進歩や最新のベストプラクティスに対応するために、新しいコースやツールキットを開発しました。

  • Creative Core - 新たに公開された Creative Core パスウェイでは、ビジュアルエフェクト、ライティング、オーディオなど必須のワークフローを通して、Unity のスキルを向上させることができます。 
  • Create with VR - 白紙のデザインドキュメントから始めて、きちんと動く自分だけの VR プロジェクトを完成させるコースです。 
  • ビジュアルスクリプティング入門 「Clive the Cat’s 'Visual Crypting'」 - これらのツールキットを使えば、初心者でも実践的なプロジェクトでスクリプティングやビジュアルスクリプティングを始めることができます。
  • Unity で Houdini を使いこなす - このコースでは、Houdini エンジンを使用して、Unity でプロシージャルな Houdini デジタルアセット(HDA)を操作します。
  • Cinematic Sample - この入門コースでは、新しいキャリアに役立つ教程と、Unity アプリケーションに触れます。

教育リソースの枠組みを超えて、クリエイターのための機会をさらに広げることにも注力しました。「Building your mobile game into a business」はインディー開発者に、自分たちのモバイルゲームを自力で持続可能なビジネスにするための方法を身に着けてもらうために制作されました。また、Live Help は Zoom の統合、エディターの問題を専門家がライブで解決する Twitch 風の新しいブロードキャストシリーズの開設、アクセシビリティの向上など、重要な技術的改善を行いました。

今後の予定:2022 年には、すべての人にリアルタイムの学習を提供するという当社のミッションをさらに加速させ、無料のオンラインコースの種類を増やし、教育者が包摂的な学習体験の妨げになっていると指摘した問題の解決策をさらに打ち出していく予定です。もしまだ学習を始められていない方は、Unity Learn でスキルアップを始めましょう。

Bird's-eye view of a forest with the Unity logo and the words, "Net Zero Starts Now"

気候変動に配慮した未来に向かって

教育とストーリーテリングを通じて、クリエイターはより持続可能な世界を目指しています。持続可能な変化をもたらすクリエイターを支援するため、今年は約 100 万ドルの環境関連の助成金を提供しました。

これらの助成金とともに、私たちは以下の方法で低炭素経済への移行を支援しています。

  • カーボンオフセットの活用: 2021 年 10 月に GHG ベースラインインベントリを実施し、2020 年の排出量合計 38,422 tCO2e を 500,000 ドル相当の高品質なカーボンオフセットをもってオフセットすることを発表しました。  
  • 再設計:引き続き再生可能エネルギーを調達することで二酸化炭素排出量を削減し、購入するものすべてが可能な限り持続可能性に寄与するものになるようにしています。オフィスへの復帰計画の一環として、施設のエネルギー効率化プロジェクトを実施しています。  
  • 歩み寄り:私たちは世界に対してより良いものを要求し、新しい業界標準を設定しているグループに資金を提供し、パートナーとなる取り組みを推進します。Science Based Targets initiative(SBTi)の Business Ambition for 1.5°C に署名し、国連の Playing for the Planet Alliance と Project Drawdown の Drawdown Labs に参加しました。  
  • 従業員にも持続可能性への取り組みを促しています。Unity のアースウィークのイベントでは、1,400 人以上の従業員が 30 以上の持続可能性に関する教育活動に参加しました。

今後の予定:今年は地固めの年でした。今後もゲーム業界全体の脱炭素化を推進し、持続可能なビジネス、プロジェクト、クリーンテックイノベーション、クリエイターへの支援を強化していきます。私たちは、透明性を高めるために、強固な ESG(環境・社会・ガバナンス)開示プログラムの導入に投資しています。最初の ESG レポートは 2022 年の春に発表する予定です。

慈善活動と従業員のエンゲージメント

私たちは社会的影響力のあるクリエイターに助成金を与え、将来のクリエイターにリソースや機会を提供するだけでなく、包摂的な学習者に利益をもたらす組織に貢献することにも取り組んでいます。今年は 50 以上の団体と提携し、リアルタイム 3D 教育のイノベーションを推進し、そうした教育にすべての人がアクセスしやすくするために、200 万ドルの寄付を行いました。

ここでは私たちが提携している組織のうち、特に重要なものをいくつかをご紹介します。

Generation は、労働者と雇用者の両方を助けるために、教育から雇用への転換に取り組んでいます。設立以来、4 万 6 千人以上を送り出し、このプログラムの出身者は平均してプログラムを受ける前の 3.8 倍の収入を得られるポジションを獲得しています。パキスタンで Unity のトレーニングプログラムを実施する Generation に 25 万ドルを寄付しました。このプログラムは、120 人の学習者にリアルタイムで仕事のスキルを習得させ、プログラム修了者の 80% を 90 日以内に仕事に就かせることを目的としています。

Western and EXAR は、生徒がバーチャル空間内で海に入ってウバザメのそばで泳ぐことができる AR/VR の教育ツールを開発しています。私たちは、このコースワークと、没入型教育の有効性と利点に関する研究を支持します。この研究の成果として、2022 年に教育者向けのベストプラクティス、トレーニング、リソースを共有できることを楽しみにしています。 

Code Coven は、ゲームやクリエイティブ業界やテック業界への参入障壁を下げ、より多様なアイデア、ストーリー、技術を生み出すことを目指しています。2022 年に 6 回の「Intro to Game Making」コホートを開催し、業界で働く予定のおよそ 80 人の学生に影響を与える活動に支援を行いました。プログラム修了者は、ゲーム開発のキャリアをスタートさせたり、あるいはゲーム開発のキャリアへと転換したりするために必要な能力を身に着けています。

Black and white image of Unity employees

従業員のエンゲージメント

従業員が社会に良い影響を与える活動を推進しています。2021 年 2 月と 5 月にプログラムを開始して以来、これまでに 700 以上のグローバルな活動が社員のボランティア活動や寄付によって支援されました。

2021 年 5 月、インドで COVID-19 の危機が高まったことを受け、従業員が推薦する団体に 10 万ドルの助成を開始しました。2 つの助成金を通じて、支援を必要としている 35 万人以上のエッセンシャルワーカーと社会から取り残された家族に、緊急医療品、食料、経済的支援を提供した現地 NGO への支援が行われました。従業員は、HelpAge India、Oxfam India、Goonj、Rise Against Hunger India を支援するために、さらに 15,000 ドルを集めました。

また、5 月には Unity Colombia のチームメンバーが、広範囲にわたる抗議活動や暴力に対応するキャンペーンを行いました。その結果、Unity から 2 つの助成金(合計 50,000 ドル)が授与され、さらに従業員が集めた 5,500 ドルが Recon Colombia と Malabareando Las Calles に寄付されました。

  • Recon Colombia は、機会を創出し、現実を変え、弱い立場にあるコミュニティの経済的・社会的発展に貢献し、より良い形へと未来を変化させようとする社会起業家の取り組みを特定します。 
  • Malabareando Las Calles は、ホームレスや危険な状態にある子どもや青少年の権利を守り、健康状態や教育を改善し、その保護を担当する機関を強化することで、子どもや青少年のケアを行っています。

2021 年 8 月には、ハイチ地震支援と、アフガニスタンの子どもたちを支援する 2 つのキャンペーンを実施しました。

今後の予定:クリエイターと同様に、従業員もチェンジメーカーです。従業員たちの情熱と才能が変化を促し、私たちをポジティブに前進させてくれます。もうすぐ 2022 年を迎えるにあたり、従業員による寄付プログラムの初年度を振り返って、Unity の従業員が世界の出来事に直接対応し、最前線にいる非営利団体を支援するためにリーダーシップを発揮してくれたことを誇りに思います。特に、1 週間にわたって開催される初のグローバルボランティアイベント「Unity Gives Back」の開催を控えていることもあり、私たちは、従業員が地域社会やグローバルコミュニティに変化をもたらす機会を今後も数多く、積極的に提供していきたいと考えています。

将来を見据えて

2022 年は、私たちにとって重要な年になります。私たちの取り組みを深化させ、進捗状況や計画の透明性をさらに高めていきたいと考えています。この重要な時期の活動に参加する方法などをお伝えしていきますので、今後数か月にわたって発信される情報をお見逃しなく。有意義な変化を起こし続けましょう。

2021年12月8日 カテゴリ: ニュース | 13 分 で読めます
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