Unity では、製品の開発においてユーザーからのフィードバックを重視しており、そのためにユーザーからフィードバックを送っていただくための仕組みを複数作ってあります。
それぞれ異なるチャンネルに分かれた 3 つのタイプのフィードバックについて、その概要をお伝えしたいと思います。
この記事では、これらの 3 つの方法について概要を説明し、各々の方法をいつ、何をしたいときに使うべきかを説明します。
調査研究に参加したり、フィードバックの募集に対して意見を届けたりしたいとお考えでしょうか。それなら、Unity Pulse を訪問されるのがよいでしょう。
Unity Pulse は Unity が運営する、フィードバックをオンラインで送っていただくためのコミュニティです。ここでは、Unity の製品チームと直接つながったり、製品が公開される前に製品のコンセプトに触れることができたり、Unity が最高の製品と Unity 体験を皆さんにお届けするためできるように、ベータ版の製品にフィードバックを送っていただいたりすることができます。
これはユーザー公募型のフィードバックイベントに参加するためのコミュニティです。これは何を意味するのでしょうか。私たちから、特定の話題について具体的な質問を皆さんにお聞きして、フィードバックを募集します。Unity Pulse では、皆さんがお使いの製品や皆さんが取り組まれているプロジェクトなどの背景や経験を踏まえた調査アクティビティを通じて、皆さんからフィードバックをお送りいただけるような仕組みを整えています。フィードバックを募集していない話題にコメントをつけたり、コミュニティの中で自分から新しい会話を始めたりすることはできません。
皆さんが招待されるアクティビティは、新しい製品のイノベーションを推し進め、Unity の製品チームにより深いユーザーの理解をもたらすためのものです。
Unity フォーラムは、ユーザー同士や、ユーザーと Unity チームのメンバーとの間で非同期的なディスカッションを行ったり、質問を投稿したり、質問の答えを見つけたり、製品のフィードバックを送ったりすることができる、Unity 最大のコミュニティプラットフォームです。Unity 関連の話題に関する巨大な情報源であり、すべての Unity ユーザーが利用することができます。
フォーラムは Unity エコシステムの複雑さを反映して、さまざまなサブフォーラムやスペースに分かれています。Multiplayer やグラフィックスフォーラムなど、製品固有のカテゴリのフォーラムがある一方で、製作途中の作品を披露したり、プロジェクトの協力者を見つけたり、その他にもさまざまなことができるスペースがあります。
フォーラムにはあらかじめ募集をかけたフィードバックでも、そうでないフィードバックでも、どちらも公開状態でシェアすることができ、またこれらのフィードバックについてディスカッションすることもできます。Unity に数多く存在するチームや、Unity の従業員が会話をフォローし、時には積極的にフォーラムに参加したり、自らディスカッションのためのスレッドを立てて、ユーザーからのフィードバックを集めたりします。ただし、フォーラムはまず第一にコミュニティのためのスペースであり、フォーラムへの参加はあくまでコミュニティ駆動によるものであることにご注意ください。このため、皆さんの投稿に対する回答や反応が必ずあるとは限りません。
活発に動いているディスカッションに参加するか、自ら新しくディスカッションを始めることで、皆さんご自身でフィードバックをシェアしていただくことができます。自分の興味や課題に関係のある活発なディスカッションを見つけるには、興味や課題の領域に合ったサブフォーラムを閲覧するか、フォーラムの検索機能をお使いください。公式のフィードバックスレッドがその話題に応じたサブフォーラムのトップに固定されることがあります。こうしたスレッドを最初に見るのも有用です。
新しくディスカッションを始めるには、適切なサブフォーラムに移動して、新しくスレッドを作成します。タイトルには「Feedback-」という接頭辞をつけ、そのスレッドがフィードバックのためのものだとわかるようにしてください。また、コミュニティの行動規範を念頭において、メッセージを作成してください。
私たちのコミュニティから得られるフィードバックは非常に貴重なものです。私たちは自らのロードマップを公開することで、皆さんが Unity 製品の開発、改良に取り組んでいる数多くのチームに対して反応や意見を直接送れるようにしています。
Unity 製品ロードマップを使って、皆さんは私たちが製品の進化に関する最新の計画を参照することができ、また開発に関する責任を負っている製品チームに直接フィードバックを送ることができます。現時点での製品ロードマップには、以下の製品に関する私たちの開発計画が掲載されています。
今後 Unity の製品ポートフォリオが進化、成長していくにつれて、さらに多くの製品がロードマップに追加されていきます。
製品ロードマップのさまざまなセクションを見ていると、フィードバックを共有したくなるような機能を見つけることがあるかもしれません。
そんなときはそのカードをクリックして、その機能に「Nice-to-have(あると助かる)」「Important(重要)」「Critical(非常に重要)」などのランク付けをして、その機能が自分にとっていかに重要かを示しましょう。その後、メールアドレスを入力したうえで、なぜその機能が重要かの説明を付け加えることができます。その他の情報も提供していただけると、私たちが将来製品を改善するうえで役立ちます。
皆さんがフィードバックをつけてくださった製品については、その製品を管轄する製品マネージャーが送信された内容をレビューし、確実にフィードバックを受領するようにします。皆さんのフィードバックは私たちの製品がどのように進化していくかについて、直接的な影響を与えます。場合によっては、製品マネージャーがフィードバックをくださった方に連絡し、フィードバックについてより詳細にお聞きすることもあります。
製品ロードマップのどのセクションにも、「Submit a new idea!」というタイトルのついたカードがあります。私たちの製品に追加する新機能に関するアイデアをぜひお寄せください。カードに記入して、送信ボタンをクリックするだけで、私たちの製品管理チームに皆さんのアイデアが直接届きます。
私たちの製品を進化させる方針についてのご意見をお待ちしています。
もしこれまでご紹介したコミュニティが自分の目的に合わないということでしたら、以下のオプションもご覧になってみてください。
報告したいバグがある方は、こちらのウェブページでバグ報告の方法をご確認ください。
プロ向けのサービスを探している方については、Unity の専門家が皆さんのプロジェクトを一段上のものにするためのご相談を承っております。こちらのウェブページのリソースをご覧ください。
1 対 1 のライブサポートが必要な方は、Unity の Live Help サイトをご覧いただき、Unity の専門家とつながり、自分のプロジェクトに関する 1 対 1 のサポートをお申込みください。 その他、サポートが必要な方は、support.unity.com をご覧ください。