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Unity 2021 LTS release header
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Unity 2021 LTS は、ワークフロー、レンダリング機能、プラットフォームサポートに大きな改善をもたらし、クリエイティブな願望の実現を支援します。プラットフォーム、ジャンル、絵作りのスタイルに関わらず、品質、生産性、パフォーマンスに重点を置いた新しい機能強化がなされています。

本日、Unity 2021 LTS のダウンロードとご利用が可能になりましたので、ここにお知らせいたします。今回のリリースは、Unity エディター全体とその基盤となる機能について、1 年以上にわたり集中的な開発を行ってきた集大成です。2021 年全体を通じて、私たちは、皆さんが Unity で仕事をするときの体験の安定性、生産性、効率性をこれまでにないレベルで高いものにするために、品質を第一に考えてコミットしてきました。 

LTS リリースでは、Unity 2021.1 および Unity 2021.2 TECH ストリームリリースに盛り込んだ機能に、さらに 6 か月間の品質向上を加えています。つまり、長期サポート版を選択することで、どんなプラットフォームをターゲットにしていても、信頼性の高いワークフローを実現し、非常に安定したゲームを鼻歌を歌いながらでも提供できる自信が手に入ります。 

LTS リリースは毎年公開され、公開から 2 年間サポートされます。サポート期間中は隔週でのアップデートが提供されるため、必要なときに最新の修正が施されたバージョンを入手することができるようになっています。

ご興味を持たれた方は、Unity 2021 LTS のプログラマー向け機能のページアーティスト向け機能のページをご覧ください。また、GDC で開発者向けに行ったロードマップセッションの録画もぜひご視聴ください。

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Unity 2021 LTS の開発においては、4 つの重要な領域に焦点を当てました。

すべての人のためのワークフロー

まず、プロジェクトにおける役割に関係なく、すべてのクリエイターがより利用しやすいワークフローを提供することに力を入れました。これにより、エディターでの作業方法の改善を利用して、より迅速に没入感のある体験を構築することができます。 

Unity 2021 LTS では、ビジュアルスクリプティングが統合された形で利用できるようになりました。今回のリリースで最もエキサイティングな機能であるこのアプローチは、より自律性を求める非コーディング担当者から、新機能のプロトタイプを素早く作成する熟練プログラマーまで、あらゆる人に役立つものです。Unity のスクリプト処理のほとんどは、視覚的なドラッグアンドドロップのインターフェースで再現できるため、コードを 1 行も書かずに作成し、プロトタイプを作成することが可能です。

また、エディターへのアセットのインポート速度が向上し、2D ゲームコンポーネントで使う PSD インポートの管理も容易になりました。地形ツールのアップデートにより、ワールド構築の作業を迅速に行えるようになり、またビジュアルエフェクトグラフ、シェーダーグラフ、Cinemachine にも改善が施されました。

より素早く品質を向上させる

次に、より速くイテレーションを回し、より質の高い体験をプレイヤーに提供できるようにしたいと考えました。そのため、ワークフローの全面的な改善、エディターの操作性の向上、テストツールの強化などを行いました。 

プロジェクトを開始するために必要なパッケージをワンクリックで展開できるバンドルにまとめた機能セットを活用することで、設計から実際に手を動かすまでの時間を最小限に抑えることができます。検索機能の改善により探しているものがすぐに見つかるようになり、よく使う操作の軽快さも向上させました。

Mono の新しいアップグレード、C# 8 のサポートの改善、プロジェクトを作成しながらコンパイルするインクリメンタルビルドにより、皆さんのコードをクリーンでパフォーマンスと品質に優れたものにします。包括的なメモリプロファイラーにより、複数のプレイヤーで同時にプロファイリングすることができます。 

その質の高いコーディングの経験を、常に質の高いアウトプットを行えるようにするツールでフォローします。Unity 2021 LTS には、複数のデバイスでの互換性を確認するためのモバイルデバイスシミュレーターが搭載されています。自動テストからコードカバレッジデータとレポートをエクスポートするには、本制作で使えるようになった Code Coverage パッケージをテストランナーで使用します。さらに、Code Coverage パッケージにはカバレッジ記録機能があり、手動テストやプロジェクトに自動テストがない場合にオンデマンドでカバレッジデータを取得することができます。

グラフィックス機能

3 つ目の開発項目は、エディターに関するすべての作業と同様に、皆さんのプロジェクトのためのグラフィックス機能の向上に重点を置いたことです。グラフィックツールの包括的なエコシステムに支えられた強力なレンダリングソリューション群を使って、魅力的なビジュアルを作りましょう。

ユニバーサルレンダーパイプライン(URP)は、プラットフォームへのリーチを最大化するために最適化されており、プレイヤーはデバイスに関係なく素晴らしいグラフィックを楽しむことができます。Unity 2021 LTS では、ポイントライトシャドウ、レンズフレア、デカールに対する URP のアップグレードがあります。 

特定のプラットフォームで最大のパフォーマンスを得たい場合には、HD レンダーパイプライン(HDRP)に搭載されている、ボリューメトリッククラウドと静的なシャドウキャスティングによるリアルな雲の定義が役立つでしょう。

新しい世代のプレイヤーにリーチする

革新的な新しいプラットフォームとテクノロジーのサポートで、プレイヤーを惹きつけましょう。ChromeOS と macOS ベースの Apple シリコン対応で開発能力を拡大し、最新世代のコンソールである PlayStation 5 と Xbox Series X|S で素晴らしい仕上がりを得ることができます。OpenXR と Oculus 向けの改良を活用した AR/VR 開発、Samsung Adaptive Performance 3.0 による最適化を活用したモバイル向け開発、および Android 向けのアセットバンドル作成を活用したシームレスなパブリッシングを行うことが可能です。

始めよう

Unity 2021 LTS は制作プロセスのすべての段階において、皆さんのプロジェクトをゴールまで、そしてその先まで導くためのリソースを提供します。すべてのニュースはリリースノートUnity マニュアルでご覧ください。また、Unity 2021 LTS のダウンロードは Unity Hub から行うことができます。

Unity 2020 LTS または Unity 2019 LTS から Unity 2021 LTS への移行に役立つアップグレードガイドもご用意しましたので、ぜひご活用ください。依存関係の多い複雑な作品の場合は、Unity のサポートおよびサービスにご相談いただくと、よりスムーズにアップグレードが可能です。

Unity 2021 LTS support and updates timeline
Unity 2021 LTS は 2024 年半ばまでをサポート期間とし、その間定期的なアップデートが提供される予定です。

Unity 2020 LTS はレガシーバージョンとなります。2023 年半ばにサポートサイクルは終了となりますが、それまで毎月更新が提供される予定です。Unity 2019 LTS は終息が近づいており、最後のサポートアップデートが 6 月上旬にリリースされる予定です。

皆さんのご意見を求めています

より多くのクリエイターがいれば、世界はもっと良い場所になるはずだと私たちは信じて仕事をしています。そのため、私たちは常に皆さんにとってより良いプラットフォームを提供する方法を模索しています。フォーラムにて、私たちの活動状況、Unity 2021 LTS リリースに対するご意見、また、将来のバージョンに期待することなどについてフィードバックをくださいますと幸いです。 

皆さんの次の作品を目にすることを楽しみにしています。

2022年4月12日 カテゴリ: ニュース | 9 分 で読めます
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