7 月に入り、そろそろ夏休みの季節ですね。ビーチでピニャコラーダを飲みながら今回の「Metaverse Minute」を読んでおられる方もいらっしゃるでしょう。もしこの記事をお読みのあなたが旅行中でないのなら、私たちからいくつかご提案をさせていただければと思います。Unity を使って旅をする 4 つの方法をご紹介します。
デジタルアーカイビストの Damien McDuffie 氏は、Unity と拡張現実(AR)を使って、私たちを取り巻く黒人の物語や歴史に人々の目を向けさせようとしています。ブラックカルチャーへの賞賛を込めて開発された Black Terminus AR アプリによって、公共の壁画、彫像、記念碑など、芸術作品や創作物をドラッグアンドドロップ操作のシンプルなエディターで操作し、没入型の物語に変えることができます。先日、クリエイターポータルが公開されたので、オリジナルの AR 体験をものの数分で作れるようになりました。アプリをダウンロードして旅の世界に没入し、思い出づくりを始めましょう。
Cause + Christi は、いま最もクリエイティブな 2 人組のワールドビルダーです。Unity を使って、ドバイを象徴する アル・ワスル・ドームのデジタルツイン、Baba Yaga のプレミアのための VR レッドカーペットイベントなど、数多くの作品を作ってきました。彼らはメタバース世界の目的地となるワールドを作り、またそれが現実世界にある場所をモデルにしているか、完全に想像上のものであるかによらず、彼らの手がけたバーチャル空間の多くは現実世界の持続可能性に関する取り組みを支援するものとなっています。この夏、ストレスやプレッシャーから逃れるための旅行先をお探しなら、Christi の『Sky Temple』をぜひチェックしてみてください。
時間、お金、そしてパンデミックによる制限など、さまざまな理由で旅行の計画はつぶれてしまいます。ビーチに行くことがかなわなくても、Volu を使えば、どこにでも行くことができます。Unity で作られた Volu アプリを使えば、自分を表現し、投影することができます。動画を撮影するだけで、数秒後には 3D 化された自分(「ボログラム」)ができ、それを好きな場所の背景に投影することができます。ボログラムを友人と共有してコンテンツを作成し、相手がどこにいても自分がそこにいるように感じてもらえます。
トロンハイムフィヨルドの湾岸に位置するノルウェー第 4 の都市トロンハイム。この街は 997 年にヴァイキング王オーラヴ・トリグヴァソンによって築かれ、現在も北欧の豊かな歴史に彩られています。2020 年には、インフラ、交通、気候変動などの課題に対応するため、地元の建築家たちが 2050 年の将来の街の姿をモデル化する作業に取りかかりました。ジオデータのスペシャリストである Martin Vitsø 氏は、Unity を使って大量のデータを視覚化し、都市計画にそのコミュニティも参加してもらう流れを作りました。
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