リアルタイム 3D では、動的かつレスポンシブな、高度なインタラクティブコンテンツが求められます。Unity はこのようなメディアを制作・運用するための先進的なプラットフォームとして、メタバースへの道を切り開いていくことができます。
3D は多くのメタバース体験の基盤なので、これは紛れもなく真実でしょう。身近で使いやすい技術であればあるほど、それを使って創作活動を行おうという人も増えます。このコンセプトはいまやゲームだけにとどまらず、さまざまな業界のクリエイターがメタバースへの道を歩み始めるようになっています。
しかし、デジタルツインのフォロワーの中には、まだエディターを使った制作を行ったことがない方も多いと聞きます。Unity の使い方に興味がある方は無料版をダウンロードし、この記事で紹介するいくつかのベストプラクティスを実践してみてください。
また、初心者から VR 世界を構築できるようになるための全 7 回のワークショップシリーズもご紹介します。これこそ探していたものと思われた皆さんは、ここから下にスクロールして、初心者のためのメタバースの世界に飛び込みましょう。
Unity 2021 LTS リリースに含まれる機能の中で、メタバースクリエイターにとって特に嬉しいものだと思われるものがいくつかあります。HD レンダーパイプライン(HDRP)のボリューメトリッククラウド、ベイク済みのビジュアルスクリプティング、シェーダーグラフなどがそれにあたります。それぞれの機能を簡単に説明した動画がこちらです。
実世界のシナリオをシミュレートするためには、環境のディテールが重要です。ボリューメトリッククラウドを使うと、リアルタイムの光散乱、グローバルな風の影響、ボリューメトリックフォグのインタラクションなどにより、景観にリアルな影を落とすことができます。
コーディングが苦手な方は、ゼロからコードを書く代わりに、ドラッグアンドドロップで操作できるグラフを使いましょう。ビジュアルスクリプティングは、関数、演算子、変数を表すグラフィカルな要素を使って動きます。これらのノードをポートからエッジを使って接続することができます。1 行ずつコードを書かなくても、すべてを視覚的に行うことができるのです。
コードを書かず、ビジュアルプログラミングでシェーダーを構築しましょう。テクスチャや水紋、風にそよぐ葉っぱなどのディテールを付けることで、デジタルツインをよりリアルに感じさせることができます。シェーダーグラフは、ほぼすべてのノードに対してプレビューがビルトインされているため、迅速なイテレーションが可能であり、その結果、出力結果の見通しをより精度よく付けることができます。
ネットで検索すれば、たくさんのヒントやコツ、資料が見つかります。ここでは、初めて Unity を使う方への 6 つのヒントをご紹介します。
Unity Hub は、皆さんのコンテンツブラウザーシステムです。ライセンスの有効化、アカウントの管理、テンプレートのダウンロード、プロジェクトへのアクセスをここで行うことができます。
ユニバーサルレンダーパイプライン(URP)は、スマートフォン、タブレット、Quest、HoloLens など、多くのプラットフォームで展開したいものを作る上で最適です。
緑、赤、青の矢印のついたこの小さな箱は何だろうと思う方もいらっしゃるかと思います。これはエディターを案内してくれる相棒なのです。ここでは、3 つの基本的な操作方法をご紹介します。
素早く慣れるには、こちらの Unity Learn セッションが便利です。
ゲームオブジェクト、Unity コンポーネント、アセット、マテリアル、エディター内の設定や環境設定など、インスペクターを使って、エディター内のほぼすべてのものに関する設定を編集できます。
再生モードに入ると、ビルドと同じようにプロジェクトが実行され始めます。ただし、再生モード中にエディターで変更した内容は、終了するとリセットされますので、注意が必要です。
オーディオ、ライティング、あるいはさまざまな物理的な振る舞いなどを加えたいと思った時は、Component メニューから選んで使うことができます。コンポーネントブラウザーを開くには、インスペクター内から Add Component を選択します。
Ben Radcliffe と Jerome Maurey-Delaunay の 2 人の素晴らしいシニアテクニカルスペシャリストが、皆さんにメタバースで活躍していただくためのガイド役を務めます。7 つの 90 分の「Road to the Metaverse」セッションを聴講すれば、VR を使って没入感のある世界を構築したり、AR を使ってデジタルオブジェクトを実世界に出現させたりすることができるようになります。
皆さんの作品を目にすることを楽しみにしています。初めて作ったプロジェクトを私たちにシェアしてくださる場合は、Twitter、LinkedIn、または Instagram で Unity にタグ付けして投稿してください。
Unity for Digital Twins の詳細については、最近のデモまたは新しいスターターパッケージをご覧ください 。