Brett Wissemann 氏はこれまで Unity Formaを使ったことがありませんでしたが、数か月にわたる計画と、3D への情熱によって、潜水艦のコンフィギュレーターを実現させました。
Brett Wissemann 氏は、絵画コンクールに出場したり、昆虫を乗り物に見立てたり、高校時代には独学で 3D モデリングを学んだりと、常にデザインを愛し、創造性を広げるための新しい方法を模索してきました。
インタラクティブエンターテインメントを学んだ後、メディアやエンターテインメント、自動車、玩具などさまざまな業界で働き、ゲーム業界で働いていたとき、初めてリアルタイム 3D に出会いました。
Wissemann 氏は、リアルタイム 3D に関する知識を深めたいと考え、新しいリアルタイム 3D 技術やツール、プラグインの使い方を学び始めました。Unity Forma が発表されたとき、Wissemann 氏は新しいツールを試してみたくなり、完全にカスタマイズ可能なオリジナルの 3D 潜水艦モデルを設計することに没頭しました。
Wissemann 氏は、Google イメージと Pinterest から、製品コンフィギュレーターのクリエイティブなインスピレーションを得ました。Wissemann 氏は、イメージの断片をムードボードに貼り付けていきました。中でも最も大きな影響を受けたのは、ビートルズの『イエロー・サブマリン』でした。
Wissemann 氏は、ムードボードを参考にしながら、3ds Max を使ってシンプルなシェイプの組み合わせを試し、ついに完璧だと思える U 字型の潜水艦のシルエットを完成させました。
潜水艦のシルエットに違和感がなくなったところで、Wissemann 氏は、顧客が潜水艦を研究向け、豪華な感じ、スポーツ向けなど、カスタムな構成にできるようなモジュールを設計しました。この過程で、実用的な設計に関する疑問が生じました。「このバージョンに何人乗れるんだろう。」「どんなアクセサリーを提供すればいいのだろう。」「どうやって潜水艦を持ち上げて運ぶんだろう。」
このような疑問から出発して、Wissemann 氏は、プロペラや航法装置、天井のハッチなど、より識別しやすいビジュアルキューを加えていき、潜水艦を単にシルエットをまねただけのものから詳細なモデルへと発展させたのです。
「これまで集めたすべての画像からディテールの基準を作る場合、何かなじみのあるものを作り始めるのです。それまでそのような見方でそれについて想像していなかったとしてもです。」と Wissemann 氏は言います。「実際の潜水艦に搭載されていて、実際に使われるものを探し始めるわけです。実際に使える部分をたくさん搭載した潜水艦を誰かに提供することが、私の目標でした。」
Wissemann 氏は潜水艦で実際に機能する部分をすべて把握し、モデルを十分に作り込んだと思えた段階で次のステップに移り、Pixyz のデータ準備ツール群を使って、モデルを Unity アセットに変換しました。
Pixyz の幅広いツールを使って、Wissemann 氏は潜水艦を詳細にモデリングし、好みの設定にポリゴンのディテールを落として、そのモデルを Unity Forma にインポートしました。
いくつかのチュートリアルを見た後、Wissemann 氏は Unity Forma の使いやすさに驚きました。Wissemann 氏は、Unity Forma の機能をいくらか試して、Pixyz から Unity Forma にモデルをインポートし、テクスチャ、色、ライティングなど、モデルに生命を吹き込むための要素に取り組み始めました。
「Unity Forma で最もいいなと思ったところは、ボタン、設定、条件、依存関係の追加など、通常なら理解するのに時間がかかる多くの作業が、すでにテンプレート化されていて、ドラッグアンドドロップで簡単にできることです」とWissemann 氏は述べています。「ボタンを作り、それを複製して割り当てるだけ。つまづくところがありません。アニメーションに関しては、タイムライン機能が優れています。すべてが素晴らしく、Unity Forma はカスタマイズすることなく、私が期待したとおりに動作しました。」
Wissemann 氏が何週間もかけてコンセプトを検討し、潜水艦のモデルを完成させたのに対し、Unity Forma でのモデルのインポートとコンフィギュレーターの構築は、わずか 3 日で完了しました。
「とにかくシンプルで柔軟性に富んでいました。Unity エンジンと Unity Forma の間の行き来が簡単だったので、数多くの機能を使って作業することができました」と Wissemann 氏は言います。「このツールには力を感じます。Unity Forma を使ったことがない人は、最初見た時インターフェースがあまりにシンプルなことに驚くかもしれませんが、そこさえ乗り越えればこのツールでどれだけのことが実現できるかがわかってくると思います。」
Wissemann 氏は、Unity Forma を使って、インタラクティブな製品コンフィギュレーターの開発に必要な時間とリソースを通常必要とされるレベルから大きく節約し、非常に高い効率を挙げることができました。彼の作った潜水艦のコンフィギュレーターは、創造性、献身的な態度、そして強力なツールを組み合わせることでどんなものを手にできるかを示しています。そして、これはコーディングの必要なく実現できるのです。
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*30 日間の試用期間が終了すると、キャンセルしない限り、Unity Forma の年間利用料金 4,980 ドルが登録されている支払方法に自動的に請求されます。各年間サイクルの開始時に、Unity Forma ライセンスの料金がその時点の現行料金で自動的に請求されます(現在は年額 4,980 ドル)。年間サイクルは、解約されるまで毎年更新されます。Unity Forma を使用するには、Unity Industrial Collection のサブスクリプションか、別途 Unity Pro と Pixyz Plugin のサブスクリプションが必要です。詳細とよくあるご質問はこちらでご確認ください。