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Cloud Content Delivery:2022 年春の新情報

2022年4月29日 カテゴリ: Engine & platform | 4 分 で読めます
Cloud Content Delivery Spring
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開発体験を向上させ、開発者の皆さんが新しいコンテンツをより早くユーザーに届けられるように追加された新機能や統合機能をご紹介します。

特定のオーディエンスに合わせたコンテンツを作る

Cloud Content Delivery(CCD)ユーザーは Game Overrides を使って、バケツやバッジへの変更をターゲティングおよびスケジューリングすることで、適切なタイミングで適切なプレイヤーにアセットを配信することができるようになりました。

Remote Config を基礎として開発された Game Overrides を使えば、開発者はパーソナライズされたゲーム内プレイヤー体験を作成し、その影響を理解することができます。たとえば、A/B テストの実施や、地理的な場所や特定の期間に合わせてコンテンツをカスタマイズするなど、特定のオーディエンスに向けたコンテンツの配信が可能になります。 

CCD と組み合わせることで、バッジで意図したコンテンツを識別し、Remote Config で遊んでいるプレイヤーに影響を与えずにそのコンテンツをテストし、さらにバッジを付けたコンテンツを特定のプレイヤーに配信することができます。Game Overrides では、特定のバッジとコンテンツのバケツを選んで、ターゲットとなるユーザーに提供することができるようになりました。

Cloud Content Delivery Badge Flow

たとえば、Game Overrides を使用して、Remote Config キーでゲームモードを有効化および無効化することで、ゲームへの時間ベースの変更を設定することができます。その後、CCD を使用して新しいコンテンツを有効にし、Economy (ベータ版)を使用して報酬や IAP を調整することができます。

Game Overrides を CCD と統合するには、Remote Config パッケージをインストールし、プロジェクト ID をリンクし、CCD バッジとコンテンツのバケツを使用してコンテンツをターゲットとするオーバーライドを作成し、Remote Config をゲームコードに統合し、CCD から適切なアセットを取得する必要があります。

この統合により、アセット配信をより詳細に制御できるようになり、良いプレイヤー体験を最優先しつつ、ダッシュボードから直接、より多くの変更を行うことができます。

Game Overrides の詳細については、こちらをクリックしてご確認ください。また、Game Overrides と CCD の統合については、こちらのドキュメンテーションページをご覧ください。

Unity エディターから直接 CCD を使用する

最近、特に他の Unity ツールとの連携において、CCD をより簡単かつスムーズに使えるようにするよう、新しい SDK をリリースしました。 

CCD は、Unity ダッシュボード、API、CLI から利用することができます。新しい Management SDK が提供されたことで、Unity エディターからも CCD を簡単に利用できるようになりました。こうすることで、新しいコンテンツを管理・展開するためにエディターを離れる必要がなくなります。 

これにより、Addressable Asset 管理システムとの CCD の連携も改善されます。Addressables のプロフィールを一度設定するだけで、新しいコンテンツを作成するたびに、適切なバケツに自動的にアップロードされます。 Unity Package Manager で、Management SDK が利用できるようになりました。

CCD Management screen

Cloud Content Delivery を無料で試す

Cloud Content Delivery は毎月最初の 50 GB の帯域幅は無料なので、安心してツールをお試しいただけます。 

Cloud Content Delivery についてもっと知りたい方は、こちらにお問い合わせください。また、Unity フォーラムの議論に参加すれば、最新の機能や統合について知ることもできます。

*月末時点で 50GB を超える帯域幅を使用していた場合、自動的に料金および適用される税金が請求されます(0 ~ 50 GB:無料、50 GB ~ 49 TB:1 GB あたり 0.08 米ドル、50 TB ~ 499 TB:1 GB あたり 0.08 米ドル、500 TB ~ 4999 TB:1 GB あたり 0.03 米ドル、5000 TB 以上の場合はこちらから Unity にご連絡ください)。30 日ごとに、50GB の無料帯域が付与されます。未使用の空き帯域はロールオーバーされません。このサイクルは、解約されるまで毎月更新されます。サービス料金の支払いは、課金が発生した場合のみ行っていただきます。

2022年4月29日 カテゴリ: Engine & platform | 4 分 で読めます

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