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より良いゲームを作るためのプロトタイピング ― モバイルゲームの巨人 Gameloft Montreal からの教訓

2020年9月11日 カテゴリ: ゲーム | 2 分 で読めます
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大きなプロジェクトの開発を始めるとき、もし自分の考えた素晴らしいアイデアが期待していたほど面白くなかったらどうしよう、という恐れは誰にでもあるものでしょう。ゲームの開発には時間とリソースが必要です。だからこそ、成功する可能性を最大化した上で、プロジェクトに注力していく必要があります。

プレイヤーにとって素晴らしいゲーム体験となるようなゲームコンセプトを追求するにはどうすればいいのでしょうか。モバイルゲーム大手の Gameloft で、とあるチームがこの疑問に答えるために Unity を使った独自のプロセスを開発しました。

コンセプトを素早く形にする

Gameloft Montreal のようなスタジオであっても、パイプラインのような安定した流れにのせて素晴らしいゲームを量産するなどということは簡単ではありません。しかしこれを可能にするために、同社のゲームプレイ担当チームは、コンセプトをピッチしてから開発承認を得るまでの間を迅速に進めることができるツールを必要としていました。複数のゲーム候補を一度に洗い出し、構築し、テストするという同チーム独自のプロセスにおいて、強力なプロトタイピングツールを備えた Unity はまさに不可欠なものであり、このシステムのおかげで、彼らは驚異的なスピードで開発に着手し、3 週間以内にコンセプトをピッチから本番開発まで進められるようになりました。コアコンセプトを 1 日以内にプレイ可能な状態まで仕上げるという事例まで出ています。

もちろん、素晴らしいゲームを作るには、迅速なプロトタイピングだけでは足りません。ケーススタディ「Bringing new ideas to reality faster」では、早い段階でプレイヤーからのフィードバックを得ることがいかに重要であるかを掘り下げて語っています。また、彼らのプロセスは、プロトタイプを単にプログラマーがテストを行うためのものに留めず、むしろプロトタイプであっても触れる人にとってやりがいのある体験を生み出すことが重要である理由を示しています。複数のコンセプトを実際に動くビルドにして、ハンズオンで試して次のプロジェクトについて判断を下すまでのプロセスを素早く行えるようになったことは、目覚ましい成果を上げました。Gameloft のチームは、わずか 1 年で 30 件以上のプロジェクトを完了させ、12 本のゲームについては本番開発に入る承認を得たのです。

Gameloft がどのように Unity を活用してコンセプトを本番開発に持っていくまでのプロセスを加速させているのか。その詳細はケーススタディをご覧ください

2020年9月11日 カテゴリ: ゲーム | 2 分 で読めます

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