すべては 2020 年の秋、Unite Now から始まりました。そこで、プログラマー、デザイナー、そして Unity を使って素晴らしいゲームを作っているイノベーターが作る素晴らしい Unity コミュニティを称えることを目的として、初めて「Creator Spotlight」と銘打ったセッションをお届けしました。ポッドキャストや技術講演を通じて、何人かのクリエイターに所属しているスタジオやプロジェクト、そしてその成果に至るまでのプロセスを語ってもらいました。このシリーズに対しては、他の開発者がどのように Unity を活用して自分のビジョンを実現しているかを見れて有益だったという、はっきりとした反応がありました。
これが今夏、新しい Creator Spotlight シリーズをお届けすることになった理由です。7 月から 8 月にかけて、Twitch で楽しくてためになるストリームが多数配信され、そこで Unity で作られた非常に革新的で刺激的なゲームが紹介されました。オリジナルのビデオゲームを作るのは簡単なことではありません。だからこそ、この非常に困難な試みにまつわる試練や、思いがけず訪れる「ハッとする」瞬間について率直に語ってもらう機会を再び作りたいと考えたのです。
今夏の Creator Spotlight が始まってからの 6 週間、私たちはまだできて日の浅いチームも経験豊富なチームも分け隔てなく、コミュニティを代表し、またコミュニティの心に響くような活動をしているチームを招いてきました。こうしたチームの生の声を通してゲーム開発の核心に触れ、また Unity エディターを開いて、チームがそのオンリーワンのアイデアをどのように形にしていくのかを見ていきました。このチャンネルに出演していただいたゲストの一部をご紹介します(今後も増える予定です):
相手のカードをうまく利用して進む新感覚のアドベンチャーゲーム『Card Shark』を作った Nerial 社の素晴らしいチームが、ハイリスク・ハイリターンを体現したその世界観について語ってくれます。このゲームに込められたインスピレーションや、アナログ的な美しさや洗練された 2D シーンを実現するためのツールやテクニックについて、チームと共に学びましょう。
DANG! の腕利きチームが『Boomerang X』の詳しい解説と共に、プラットフォームの内部へと私たちを誘います。洗練されたデザインとブーメランを軸とした、非常にハイペースなアクションアドベンチャーのゲームプレイをどのように作り上げていったのかを学びましょう。
ピクセルアートから 3D へ移行しようという時、皆さんはどうしますか。このセッションでは『Death's Door』の最初の部分を 10 分ほどプレイしているところを見ることができます。加えて、Acid Nerve のチームが、高い評価を得ているタイトルのユニークな外観を実現するために使っている重要なツールを詳細に説明しています。
『Harold Halibut』の手作りの世界に浸ってみませんか。Slow Bros. のチームは、このユニークなストップモーションアドベンチャーゲームの制作過程について、詳しく説明してくれました。フォトグラメトリを使って現実世界からモデルをゲームに取り込み、カットシーンを構築するためのアプローチを紹介しただけでなく、ゲームが作られているスタジオの独占ツアーも行ってくれました。
『Praey for the Gods』で描かれる荒れ果てた禁断の世界へ旅立ちましょう。No Matter のチームは、プロジェクトの初期の頃、Kickstarter で取った戦略、とてつもない危険に満ちたオープンワールドでの冒険を描くために作成するのに役立った Unity ツールについてなど、初期のプロトタイプ制作から Steam アーリーアクセスのリリースまでを通じて、この小規模なチームに蓄積された莫大な知見を共有してくれました。
Studio Fizbin は、豪華な作りの 2D ナラティブパズルプラットフォーマー『Minute of Islands』を支える、実に優れた技術を披露しました。チームはコミュニティからの質問に答え、手書き風の環境に焦点を当てるためにプラットフォームの中身にも触れ、この作品の生き生きとした世界を完成させるために克服しなければならなかった開発上の課題や、その過程で役立ったツールについて議論を行いました。
今夏の Creator Spotlight は 9 月初旬まで続き、最近発売されたゲームや発売が待ち望まれている Made with Unity ゲームを開発しているチームを引き続き紹介していきます。
今シーズンのストリームをお見逃しなく。私たちの Twitch をフォローしてください。また、Creator Spotlight のページでこれまでのストリームを一度にご覧いただくこともできます。
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