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Unity ゲーミングサービスで次のヒットタイトルを作ろう

2022年4月1日 カテゴリ: ゲーム | 8 分 で読めます
Unity Gaming Services
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現在、GameSparks をご利用の方へ。

2021 年、Amazon は GameSparks サービスが非推奨となることを発表しました。2022 年 3 月 30 日以降、新しいゲームのローンチはサポートされなくなります。 

加えて、2022 年 9 月 30 日までにゲームを手動で新サービスに移行し、プレイヤーへの混乱を最小限に抑える必要があります。 

Unity ゲーミングサービス(UGS)は、ゲームの構築、管理、成長に必要な、実績のあるソリューションを提供します。

Unity ゲーミングサービスに含まれるもの

Unity Gaming Services virtual city building

マルチプレイヤーの次のヒット作を作る

オンラインプレイの強化は常に課題となり、スピード、パフォーマンス、機能のバランスを取るのが難しい時もあります。 

マルチプレイヤーの次のヒット作を作ろうとする皆さんのために、私たちが以下のようなサービスをご提供します。

  • Unity の Multiplay を使って、独自にインフラストラクチャを構築して管理することなく、弾力性の高いマルチクラウドハイブリッドサーバーホスティングおよびマッチメイキングソリューションを利用することができます。 
  • Matchmaker(現在クローズドベータ版)が統合されているので、エンタープライズの顧客向けのすぐに使用できる Multiplay 統合を使って、適切なプレイヤーを適切なタイミングかつ適切な場所でマッチさせることができます。
  • 私たちのツールは、プレイヤーがどこにいても、プレイヤーをつなぐことができるようにします。Unity の Relay(ベータ版)サービスを使うと、コストのかかる専用のゲームサーバーがなくても、プレイヤー同士をつないで素晴らしいマルチプレイヤーゲーム体験を提供することができます。 
  • Lobby(ベータ版)は、プレイヤーが簡単なゲーム属性を使って、他のプレイヤーが検索して見つけ、参加することができる公開または非公開のロビーを作れるようにします。また、プレイヤー主導の簡易マッチメイキングにも対応しています。
  • Netcode(ベータ版)では、Unity ゲームエンジン用のネットワーキングライブラリである Netcode for GameObjects を使用して、ゲームの信頼できる基盤を構築することができます。Netcode for Entities、および Unity の実験的な最新のハイパフォーマンスなマルチスレッド対応の Data-Oriented Technology Stack(DOTS)でマルチコアプロセッサをフルに活用しましょう。
  • マルチプレイヤー用のチャットツールをお探しなら、ゲーム業界で最も人気があり、機能豊富な通信技術の 1 つ、Vivox の音声およびテキスト通信のご活用をぜひご検討ください。
Unity Gaming Services virtual shop

持続可能なゲーム内経済の設計

Unity の Economy(ベータ版)サービスは、ゲーム内経済の作成、管理、公開を支援し、ゲーム内通貨の定義やプレイヤーの残高の保存を簡単に行うことができます。 

ゲームクライアントを更新することなく、リアルタイムでゲーム内経済の管理を行うこともできます。

サービスには以下のような内容が含まれます。

  • 通貨:ユーザーがゲーム内で 1 つまたは複数の額面の残高を持つことができるようになります。
  • インベントリアイテム:設定の一部として作成されるリソースの定義を表します。プレイヤーはインベントリアイテム(剣、盾、帽子など)のインスタンスを所有することができ、通貨とは異なり、各インスタンスは独自のプロパティを持つことができます。
  • 購入とは、プレイヤーがゲーム内の通貨やアイテムを同じゲーム内の通貨やアイテムで買い物をしたり(仮想の購買)、デジタルストアフロントを通じて現実のお金を使ったりすることです。
  • Economy(ベータ版)は、Unity Dashboard の専用設定パネルで管理します。ゲームのリソースを管理・公開する一元的なリポジトリで、カスタムデータを追加することも可能です。
  • 経済を設計し、そのパラメーターを定義したら、設定を転送してゲームに公開し、プレイヤーが即座にその設定を使えるようにできます。
Unity Gaming Services Events

LiveOps の課題への対応

ゲームのローンチで最も難しいことのひとつは、LiveOps の管理です。そのため、以下のような適切なツールを備えておくと役に立ちます。

この問題に対して、Unity ゲーミングサービスを以下のように活用することができます。

  • Analytics (ベータ) は、定義済みのダッシュボードやデータエクスプローラなどを通じて、ゲームのパフォーマンスやプレイヤーの行動を簡単に理解できる機能をスタジオに提供します。
  • Unity のRemote Config を使用すると、アプリの更新やコードの変更をすることなく、新機能のローンチ、機能のテスト、その他一般的な変更を行うことができます。
  • Game Overrides では、ストア、環境、コンテンツのデプロイメントに関するゲーム設定を再構築することができます。新鮮なゲーム内体験を提供することで、ゲームからの離脱を減らし、離脱したプレイヤーを呼び戻し、忠実なファンを喜ばせることができます。
  • Cloud Content Delivery(CCD)を使えば、クラウドを介した強力なアセット管理とコンテンツ配信を使って、ゲームのアップデートのビルドおよびリリースを労力をかけずに行うことができるようになります。さらに、CCD ユーザーは Game Overrides を使って、指定されたコンテンツの変更をターゲティングおよびスケジューリングすることで、適切なタイミングで適切なプレイヤーにアセットを配信することができるようになりました。
Unity Gaming Services Backend

ゲームのバックエンドインフラのセットアップ

最後に、ゲームのバックエンドに GameSparks を使用していた場合、マネージドインフラ上でゲームのコンテンツをホストし実行するツールやクラウドサービスのコレクションを提供する、Unity の Game Backend ソリューションをお勧めいたします。 

Game Backend のツールは、以下のような使い方をすることができます。

Game Backend ツールやその他の Unity ゲーミングサービスの使用を開始するときには、ぜひ Game Operations サンプルをご覧になってみてください。

  • Cloud Code(ベータ版)を使えば、ゲームの新しいバージョンをリリースすることなく、好きなときにゲームロジックを変更したり、カスタムロジックで複数のバックエンドサービスを連携させたりすることができます。 
  • Cloud Save(ベータ版)を使えば、プレイヤーのアビリティや統計情報などを含むプレイヤーデータを追跡・保存し、プレイヤーがデバイスをまたいで使えるアカウントを提供することができます。
  • Authentication(ベータ版)を使えば、ゲームに入ってくるプレイヤーにアカウントを割り当て、バックエンド製品で生成されたすべてのデータを各プレイヤーにアタッチすることができます。
  • GameSparks を使ってプレイヤーのアカウントを保存していた場合、代わりに Unity の Cloud Save(ベータ)サービスと Authentication(ベータ)サービスを組み合わせて、プレイヤーの進捗を自動的に保存してアカウントとリンクさせることができます。

使用を開始するには

開発者としては、ゲームを成長させるために適切なサービスセットを選ぶ必要があります。しかし、それらは手頃な価格で、すでに忙しいスケジュールに余分な作業を追加しないものでなければなりません。UGS の製品では、無料で始めて、ツールをテストして自分に合っているかどうかを確認し、自分のゲームの規模に応じて支払うだけです。

今すぐこれらのツールを試してみたいという方は、メインページで、それぞれの具体的なサービスの内訳と、それがどのように皆さんのために役立つかをご確認ください。

また、現在ベータ版の UGS 製品は、今年 6 月にオープンベータ版から正式版に移行する予定です。同時に、ゲームを成長させ、管理するための強力な方法を求める開発者をさらにサポートするために、まったく新しいツール一式をベータ版としてリリースする予定です。

今後も最新の情報をキャッチしたい方は、Twitter および Facebook に新しく立ち上がった Unity ゲーミングサービスチャンネルをフォローするか、新しい Unity ゲーミングサービスフォーラムをご覧ください。

2022年4月1日 カテゴリ: ゲーム | 8 分 で読めます

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