Unity に関連した新年の抱負を立てられた方には、この記事はまさにうってつけです。
これからエディターを始める方にも使い慣れた方にも役立つ、新スキルの習得や既存のスキルの向上に役立つ厳選されたコースやプロジェクトをご紹介します。あらゆる対象スキルレベルにわたる、7 つのリソースをご紹介します。
Creator Kit:パズルプロジェクトは、Unity の物理演算を使ったシンプルで面白いパズルを作るためのものです。コードは必要ありません。このゲームでやることは球体をゴールに導くだけ。簡単ですね。
順を追って進む学習モジュールを通じて、Unity エディターのインターフェイスを詳しく見て、さまざまなオブジェクトや障害物を使って物理演算ベースのパズルを設計し、ステージがゲームを遊んでいるうちに順に解放されていく仕組みを作っていきます。
Create with AR: Face Filters コースでは、Unityを使って拡張現実(AR)のフェイスフィルターアプリを作成する方法を学びます。コースを通じて、Android と iOS の両方のデバイスに対応した複数のフェイスフィルタープロジェクトを最初から最後まで作成することになります。
1 つ目のアプリは、ユーザーの顔にテクスチャや 3D アニメーションモデル、パーティクルなどのエフェクトを重ね合わせるものです。2 つ目のアプリはよりインタラクティブなもので、ユーザーがさまざまなメガネを選択し、カスタマイズし、視覚化できるようにするものです。
このコースは、コードを書く必要のないグラフィカルなプログラミングシステムであるビジュアルスクリプティングを使用し、小テストや課題によってスキルを固め、ポートフォリオを構築することを特徴としています。
11 月にリリースされたこのキットは Runner テンプレートの機能セットを使ったもので、アプリストアで他から抜きんでることのできる、人気ジャンルのユニークで高品質なゲームを簡単に作れるキットです。このテンプレートには、一そろいのゲームメカニズムと、パブリッシュできるゲームのビルド方法を説明するチュートリアルが含まれています。
Creator Kit:FPS は手ごろなサイズのキットです。ゲーム中で皆さんに成り代わる医師が、魔法にかかったように小さくなって病気と闘います。皆さんの使命は、患者の体内を巡り歩き、悪い細菌を見つけて打ち倒すことです。2023 年という時代にぴったりですね。
順を追って進んでいく学習プロジェクトですから、エディターのインターフェイスについて詳しく知ることができ、ゲームの目標のカスタマイズ、レベルデザイン、武器の修正、ステージのエンドポイントの作成方法について学ぶことができます。こうして完成した FPS を友人と共有し、さらに開発を続けることもできます。
ユーザーが最もゲームに惹きつけられるのはどこか。初回プレイ時にはどのステージまでクリアするのか。3 体目のボスが強すぎて、プレイヤーが辞めてしまうのではないか。プレイヤーは最初のチュートリアルについていっているか。
Unity Analytics は、こうした質問に答えるために設計されています。ユーザーがゲームとどのように関わっているかを明らかにし、ドリルダウンしてより詳細な情報を得ることができます。このツールのために作られた学習プロジェクトでは、以下の事柄を行う方法を学べます。
AR コンテンツをマーカーや平面などの実世界のオブジェクトに固定することで、より説得力のある、地に足の着いた、没入感のある AR 体験が実現できます。Create with AR: Markers and Planes コースでは、ユーザーの物理的環境に反応する AR アプリを作成する方法を学びます。まず、デバイスが特定の画像を認識し、その上にインタラクティブな 3D モデルを投影する、マーカーベースのアプリを作成します。次に、平面を検知して、机や床、壁などにポータルを生成できるアプリを作ります。
皆さんは勇敢な冒険者で、NPC から出されたクエストを完了するのが好きですか?Creator Kit:RPG はそういう方にぴったりです。このキットはコードを使わないため、エディターに関する学習と独自のアイデアや関心に基づくゲームのカスタマイズに集中できます。
順を追って進むプロジェクトを通じて、世界を作り、キャラクターを配置し、カスタムのダイアログを書き、プレイヤーに向けたクエストを設計します。最終的な成果物としてロールプレイングゲーム(RPG)が出来上がります。この成果物に続けて手を加えていくこともできます。
スキルアップするための方法をもっと知りたいですか。Unity Learn のカタログ全体をご覧いただき、2023 年を通じて公開される新しいリソースの情報をお待ちください。