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Unity と Sauce Labs が Cloud Diagnostics Advanced をローンチ

2022年11月15日 カテゴリ: Engine & platform | 5 分 で読めます
Unity and Sauce Labs launch Cloud Diagnostics Advanced | Hero image, update
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Backtrace を活用したクラッシュおよびエラー報告ツールである Cloud Diagnostics Advanced を使って、ゲームの安定性を向上させる方法をご紹介します。

技術的な課題を特定し、解決することは、あらゆる規模の開発者にとって重要です。バグの発見、包括的な状態チェックの構築、問題発生時の修正の実施など、ゲームを円滑に運営するために必要な作業を行います。 

2020 年以降、Unity は Backtrace および Sauce Labs と提携し、クラッシュおよびエラー報告ツールに関して業界をリードするソリューションを提供してきました。これは素晴らしいスタートでしたが、Unity ゲーミングサービスの登場により、他のゲームツール群と連動して成長できるものを開発する機運が生まれました。

そこで Cloud Diagnostics Advanced の登場です。これはプレイヤー体験を損なうクラッシュや例外を特定、調査、解決するためのソリューションです。Backtrace のようなツールから新たにサポートを得たことで、Cloud Diagnostics Advanced では、数百万人のプレイヤーがいる環境でクラッシュやエラーを処理するためにスケールアップできる、さらに強力なクラッシュ・エラー報告ソリューションを提供できるようになりました。 

Cloud Diagnostics Advanced の最も優れている点は、Unity ダッシュボードで直接利用できることです。

Screen image of Cloud Diagnostics Advanced in the Unity Dashboard.

主な機能

構造化されたクラッシュレポートの生成:クロスプラットフォームコールスタックを介してビルド全体に実装された単一のシステムだけで、イベントの集約とモニタリングを行いつつ、エラーを処理できます。

問題の優先順位を最適化:ゲームに影響を与える重要なエラーにより高い優先順位をつけることで、貴重な開発のための時間を節約できます。影響を受けるホストまたはクライアントの数、実行時のデータ、またはカスタム属性に基づいて整理できます。

エラー解析の自動化:エンジニアがすぐにクラッシュの原因にたどり着けるような重要なシグナルが目に見れるようにして、問題解決にかかる時間を短縮できます。

高度にカスタマイズ可能なエラーレポート:必要な追加データをすべて取得し、問題の診断と修正を実行することができます。この際のレポートの設定もすべて思い通りに行うことができます。

柔軟なワークフローへの組み込み:すでにチームでお使いの SCM、アラート、チケットトラッキング、メッセージングなどにデバッグデータを組み込み、シームレスなエラー管理を実現します。

ゲームの成長に合わせて調整可能なコスト:テストや初期立ち上げに必要なツールやエラーの容量を利用するための初期費用は控えめに設定し、オーディエンスの拡大に合わせて規模を拡大していけます。

Cloud Diagnostics からのアップグレードでさらに充実

Unity Personal、Plus、Pro、または Enterprise ライセンスに付属するクラッシュおよびエラーレポートツールである Cloud Diagnostics のことはすでにご存知の方もいらっしゃるかと思います。より多くのオーディエンスを動かすゲームを運営しているスタジオでは、これらの基本的なツールではニーズを満たすことができないかもしれません。

Cloud Diagnostics Advanced にアップグレードすると、クラッシュやエラーのレポート容量が大幅に増え、より詳細でカスタマイズ可能なレポート、より大きなストレージ容量、より幅広いプラットフォームへのサポートなどを得ることができます。

Unity Plus、Pro、Enterprise で提供されている Cloud DiagnosticsBacktrace を活用した Cloud Diagnostics Advanced
基本情報を載せたクラッシュレポートとエラーレポートより詳細で高度にカスタマイズ可能なクラッシュレポートとエラーレポート
モバイル、PC をサポートモバイル、PC、コンソールなどを幅広くサポート
1 日あたり 10,000 件のクラッシュレポートと例外レポート1 か月あたり 1,000,000 件のクラッシュレポートとエラーレポート。追加容量の購入も可能。
1 GB のレポート用ストレージ100 GB のレポート用ストレージ。追加ストレージの購入も可能
Webhook、メール、Slack、MS Teams、Discord、Jira との連携Webhook、メール、Slack、MS Teams、Discord、Asana、Jira、および Jira 担当者との連携

アップグレードは、Cloud Diagnostics から Cloud Diagnostics Advanced に過去 90 日分のクラッシュとエラーを取り込むデータ取り込みプロセスによって簡単に行うことができます。これにより、移行期間中に 2 つのシステムの管理に悩まされることなく、チームの勢いを維持することができます。

幅広いカスタマイズやフィルターオプション、包括的な FAQ など、アップグレードされた機能の完全なリストが必要な場合は、Cloud Diagnostics Advanced 製品ページをご覧ください。

ドキュメンテーションにアクセスし、Unity ゲーミングサービスの価格ページをご参照ください。また、Cloud Diagnostics Advanced に関する質問はどんなものでも直接お問い合わせください。情報を集めて有利に物事を進めましょう。

2022年11月15日 カテゴリ: Engine & platform | 5 分 で読めます

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