Unity のモバイルゲーム配信ソリューションが、モバイルゲームストアへの登録や申請において開発者をどのように支援しているかをご説明します。また、新しく Unity のパートナーとなったストアから、特に大きな収益シェアを提供しているストアや、その他に UDP に新しく追加された要素についてもご紹介します。
Unity Distribution Portal は新しいサービス「My Game Plan」によって、よりパーソナライズされ、ユーザーごとに合った方向性を持つ体験を提供できるようになります。My Game Plan は UDP コンソールに組み込まれ、完全に自由に使用できます。この機能は開発者に以下のことを問い合わせます。
回答を行うとその内容に基づいておすすめがいくつか提示され、ユーザーはモバイルゲームストアへの申請に向けた「ゲームプラン」をまとめることができます。このプランには、ゲームのビルドやメタデータについて何をしなければならないかということも含まれています。
最後に、My Game Plan は、開発者のメタデータやゲームビルドがストア固有の要件を満たしているかどうかについて、リアルタイムのガイダンスを提供します。My Game Plan のこうした機能により、UDP 側とストア側の両側からゲームの申請が却下される可能性を大きく低下させることができます。
My Game Plan は今年 6 月後半にサービスを開始する予定で、UDP コンソールの「My Games」タブ、または UDP の Unity Dashboard ページからアクセスできます。
UDP の最新のストアパートナーである Uptodown は、簡単にアクセスできるストアフロントと、パートナーとなった開発者への 80% の収益シェアを提供するだけでなく、ストアで販売する開発者のために完全にカスタマイズされたビジュアルアセットとテキストコンテンツを作成してくれます。これらの支援は、ゲームを発見されやすくし、検索エンジン最適化を促進するために行われるものです。ゲームがユーザーから見えやすくなることで、ダウンロード数やインストール数も向上します。
これに加えて、1 億 3 千万以上の MAU を持ち、世界中のストアをカバーしていることから、モバイルゲームが発見され、プレイされ、課金を受ける機会が最大化されることが期待できます。
UDP は、他のすべての Unity のサービスや製品と同様に、コンソールを Unity Dashboard に移行する予定です。サービスそのものと、モバイルゲーム開発者が UDP をより素早く利用し始められるようにするための情報リソースの両方につながって、UDP のストーリーはよりシンプルに語られることになります。
UDP はすでに Unity Dashboard で利用可能で、この夏には恒久的な移行が完了する予定です。
UDP の技術面では、ビルドのデプロイを自動化したい上級者向けに、開発者がゲームのバイナリをコンソールに直接アップロードできる API が作成されました。
現在、1,000 社以上のスタジオが Unity Distribution Portal を利用して、世界中のアプリストアにモバイルゲームを配信しています。合計で 1,500 本以上のゲームが、世界中の新しい熱心なゲームファンに届けられており、その勢いは衰えることがありません。
Azur Games や Animoca Brands のようなパブリッシャーや、市場で最も人気のある AAA モバイルタイトルの開発者が UDP を使用しています。これは、UDP の最もシンプルなミッションを、モバイルゲームの市場カバー率を高め、開発者にとっての成功の道筋をより強固なものにすると定義していることによる結果です。UDP は、Android 開発者のアプリストア配信を、より少ないリソースで、より効率的に行うことができるようにしてくれます。
UDP の詳細をご覧になりたい方や、サインアップをご希望の方は、UDP の製品ページをご覧ください。