2020年3月12日
Unity の HD レンダーパイプライン(HDRP)が、公式にバーチャルリアリティー対応となりました。Unity 2019.3 とパッケージバージョン 7.2.0 で、HDRP は検証済みとなり、VR での使用が可能になっています。
本記事では、VR プロジェクトにおける HDRP の使用についての技術的な詳細をお届けします。HDRP でどんなことが可能かを詳しくお知りになりたい方は、こちらのブログ記事をご覧ください。
HDRP の VR 対応は、以下の形で行われています。
HDRP の全ての機能が VR に対応しています。
HDRP は...
2020年2月24日
HDRP パッケージがバージョン 7.2.0 でプレビュー版ではなくなり、製品への導入について「検証済み」の状態となりました。これは安定性、プラットフォームサポート、およびアップグレードパスが保証された状態になったことを意味します。
HDRP パッケージはバージョン 7.2.0 で、プラットフォームサポートと移行パスが保証された状態になりました。HDRP パッケージには、成熟したデバッグツール、パフォーマンスを完全にコントロールするためのすべてのプラットフォームのためのスケーラブルな設定、拡張性のオプション、そして様々なアーティストツールが含まれていま...
2019年4月11日
Unity は 3 月、NVIDIA RTX テクノロジーに対応したリアルタイムレイトレーシングのサポートを発表しました。リアルタイムのレイトレーシングによって、Unity の HD レンダーパイプライン(HDRP)でフォトリアリスティックなライティング品質の実現が可能となり、Unity のビジュアルの新しい可能性が拓かれます。Unity 向け NVIDIA RTX は、Unity 2019.3 でプレビュー版がリリースされる予定です。
この新しいライティング技術を実際にお見せするため、私達は、ウェアハウスで撮影した本物の BMW 8 シリーズ クーペ...
2018年3月16日
先日のブログ記事では、スクリプタブルレンダーパイプライン(SRP)についてご紹介しました。簡単に言うと SRP とは、Unity がフレームをレンダーする方法をデベロッパーが C# で制御できるようにするものです。Unity 2018.1 にはライトウェイトレンダーパイプラインおよび HD レンダーパイプライン(HD RP)という 2 つのレンダーパイプラインがビルトインで搭載されます。本記事では、このうち HD RP に焦点を当ててお話ししていきます。
HD RP の目的は、高解像度のビジュアルを実現するためのツールをデベロッパーに提供することです。...
2018年3月12日
フォトグラメトリとは、現実世界にある物(オブジェクト)の複数の写真から、ゲームにそのまま使用できるアセットを作成するプロセスです。3D スカルプティングソフトウェアで作成すると時間が掛かるオブジェクトに最適です。本記事では、Unity の新機能がフォトグラメトリの使用をどのようにサポートしているかご紹介します。また、フォトグラメトリのデモプロジェクト『Fontainebleau』を、使用されているすべてのメッシュ、テクスチャ、マテリアルについても含め、ご紹介していきます。
昨年の SIGGRAPH 2017 では、プロのアーティスト向けに非常に詳細なフ...