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Unity Reflect Review にマーカーベース AR、プレゼンテーションモード、ゲストユーザーが追加

2022年2月3日 カテゴリ: 建築業 | 5 分 で読めます
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Unity Reflect Review の新バージョンでは、さらに簡単にプロジェクト関係者と BIM モデルを共有・確認できるようになり、また、大規模モデルのパフォーマンスが最大 10 倍向上しています。

Unity Reflect Review を使用すると、建築家やデザイナーは、拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)などの体験型のデバイスに設計モデルを簡単にインポートして、インタラクティブな設計レビューを促進し、効果的にコミュニケーションを取り、プロジェクトの関係者と協力することができます。Revit、BIM 360、Navisworks、SketchUp、Rhino のプロジェクトをリアルタイム 3D に統合して、デバイス、場所を問わずに複数のユーザーによる共同制作を可能にします。

私たちは Unity Reflect Review を継続的に改良し、要望の多かった機能の実装を行ってきました。7 月には、アノテーション、「フォローモード」、リンク共有の追加、Unity の HD レンダーパイプライン(HDRP)との統合、モデルの最適化の改善などを行いました。建築・エンジニアリング・建設(AEC)業界が費用をかさませるミスを回避し、迅速な調整を行えるよう、新機能や改善点をリリースできることを嬉しく思います。

最新の Reflect Review では、新たに 3 つの機能が追加されました。

マーカーベース AR

Marker-based AR

従来の卓上 AR モードでは、セッションを開始するたびにモデルの位置合わせを行う必要がありました。マーカーベース AR では、3D モデルに QR マーカーを作成し、それを印刷してモバイルデバイスやタブレットでスキャンすることで、実世界で即座にモデルを読み込むことができます。もう、自分でモデルの位置合わせを行う必要はありません。この QR マーカーにはプロジェクトへのリンク情報も含まれているため、利用者はスマートフォンのカメラでマーカーをスキャンするだけで、(Reflect Review の機能の 1 つである)シェアリンクと同じ様に、プロジェクトを直接開くことが出来ます。

プレゼンテーションモード

Presentation mode reflect review

「プレゼンテーションモード」では、建築家がインタラクティブにデザインレビューを行い、関係者は自然とリーダーの視点を追いかけることができます。特定のユーザーの表示を追うことができるフォローモードとは異なり、プレゼンテーションモードでは、モデルの中に入っている全員に自分のカメラのビューを見せて、自分が見ているものをリアルタイムで見てもらうことができます。

ゲストユーザー

adding guest users

従来、建築家がプロジェクトモデルをクライアントと共有するためには、クライアントが Unity ID を作成して閲覧する必要がありました。そこで、Unity ID でログインしなくても、プロジェクト関係者とモデルを共有してアクセスできる機能を追加しました。ユーザーがモデルを開いたときにログインしていなくても、ゲストとして読み取り専用モードでプロジェクトを見ることができます。

パフォーマンスの改善

Faster loading system

大規模モデルにまつわる改良は、私たちの最大の優先事項の 1 つです。前回の Unity Reflect Review アップデートでは、Pixyz のテクノロジーを活用して、すべてのモデルが自動的に最適化され、パフォーマンスの改善と読み込み時間の短縮を図りました。 

今回の Unity Reflect Review のアップデートにより、大規模モデルのパフォーマンスが最大で 10 倍になりました。そのために、アクターシステムと HLOD(Hierarchical Level of Detail; 階層的詳細レベル)を導入しました。 

アクターシステムは、Unity Reflect のデータパイプラインをマルチスレッド化し、アイテムを並行して読み込むことで、複数のコアを持つデバイスの CPU パワーを有効活用することができます。その結果、読み込み時間が短縮され、より安定した使用感が得られるようになりました。HLOD では、モデルが遠くにある場合、1 つの大きな物体として表示されます。ユーザーが近づくと、モデルは構成要素に分解され、選択された個々のオブジェクトの粒度を保ったまま、バッチの数を大幅に減らすことができます。

新しい Unity Reflect Collaborate の価格

Unity Reflect Collaborate は、プロジェクトの関係者が 3D 設計を閲覧、操作、フィードバックするための Unity Reflect Review の閲覧専用バージョンです。ゲストユーザーの付加価値と柔軟性により、価格を年額 19,800 円(税込)から 33,000 円(税込)に変更します。また、Basic、Premium、Teams の各パッケージごとに付与されるライセンス数も変更されます。

Unity Reflect Review やその他の AEC 製品の今後の展開を知りたい方は、製品ロードマップをご覧ください。

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Unity Reflect Review はこちらのサイトから、または営業担当から直接、トライアルの請求または購入をしていただくことができます。

建築業向け Unity のフォーラムでは、製品サポートや問題のトラブルシューティングに関する情報を得たり、プロジェクトをシェアしてフィードバックをもらったり、建築業向け Unity に関するディスカッションを行ったりすることができます。ぜひご参加ください。

2022年2月3日 カテゴリ: 建築業 | 5 分 で読めます
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