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Unity Reflect に BIM 360 サポートと実物大 AR 機能が追加されました

2020年11月30日 カテゴリ: 建築業 | 5 分 で読めます
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BIM 360 の各種モデルにも対応、新しいユーザーインターフェース、および実物大 AR オプションの追加により、リアルタイムで BIM デザインレビューやプロジェクトの調整を行うためのコラボレーションが、設計者や関係者にとってより容易なものとなりました。

Unity Reflect は、デバイス、モデルサイズ、地理的な場所に関係なく、すべてのプロジェクトメンバーを統一された没入型のリアルタイムプラットフォームにおいて繋ぎ合わせてコラボレーションを可能にする、BIM の設計および調整のためのソリューションです。BIM データをさまざまなデバイスに転送して、拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)によるリアルタイムの 3D 体験に変換することで、設計データと施工物の差異を埋めることができます。

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Autodesk University 2019 で Unity Reflect が発表されてから 1 年が経ちました。それ以来、より多くのオーサリングツール(Navisworks、SketchUp、Rhino)に対してサポートを拡大し、太陽の動きのシミュレーションや BIM の選択などの機能を追加してビューアーの使用感を向上させ、さらにクラウドホスティングを追加するなど、さまざまな改良を行ってきました。

私達は、ユーザー体験の向上と、リアルタイム3Dでのコラボレーションを、設計者、建物のオーナー、さらには居住者や請負業者まで、誰もが利用できるようにすることに注力し続けています。最新のリリースでは、先ほど挙げた新機能を活用して、より多くの関係者とデータをリアルタイムでのBIM設計レビューと設計支援に取り込むことができます。

BIM 360 プロジェクトをリアルタイム 3D に取り込む

Autodesk University 2020 は先日閉幕しましたが、Unity とオートデスクとのパートナーシップは拡大を続けています。Unity Reflect が、業界最高の BIM ソフトウェア Revit に対応してリリースされ、設計者やエンジニアは、モデルを AR や VR で動くリアルタイム 3D 体験に繋げられるようになりました。

しかし、Revit は建物のライフサイクルの一部に過ぎません。6 月には Navisworks のサポートを追加し、建築、エンジニアリング、建設(AEC)に関わる企業が BIM との連携を強化し、設計に起きている不整合を可視化し、エンジニアリングレビューをより良く進めることができるようにしました。しかし、すべてのユーザーが同じツールや Revit、Navisworks、SketchUp、Rhino などのオーサリングアプリケーションへのアクセス権を持っているわけではありません。

しかし今、設計から建設まで、プロジェクトチームとデータを繋ぎ合わせる統一プラットフォームである BIM 360 のサポートが追加され、情報に基づいた意思決定をサポートし、より予測可能で収益性の高い結果を導きます。Unity Reflect のユーザーは、BIM 360 のモデルと BIM 360 がサポートするあらゆるフォーマット(IFC、FBX、Civil 3D、Infraworks など)を、はじめて AR と VR で表示できるようになりました。

「干渉検知からリアルタイムのバーチャルウォークスルーまで、リアルタイムでの 3D ワークフローは建設会社の業務方法を変革しています」と、Autodesk Construction Solutions の統合部門の責任者である James Cook 氏は述べています。「Unity Reflect 内で BIM 360 のモデルを使用することで、建設チームは、数多くの情報を扱う作業工程において常に最新の情報が反映されていることを知ることができます。」

オートデスクと協力して、AEC のためのリアルタイム BIM の力を活用し、オフィスから現場、設計から建設、デジタルツインまで、建物のライフサイクル全体におけるコラボレーションの向上に貢献できることを嬉しく思います。

実物大 AR で大規模なモデルを見る

現場で 1 対 1(実物大)スケール AR のパワーを活用できるようになりました。以前も現場で実物大スケールの AR を作成することは可能でしたが、Unity Pro でカスタム Unity Reflect アプリケーションを作成したり、画像ベースのトラッキングや Mapbox のようなツールを使用したりする必要がありました。今回の改良で、建物や設計意図を視覚化するために実物大スケールの AR を現場で使う機能が、手間なく利用できるようになりました。ユーザーは、Unity Reflect で 3 つの異なるモードで AR を利用することができます。

View match

屋外のどんな場所でも、現実世界のセッティング(建設現場や建設前の準備作業の現場)の中にモデルを読み込むことができます。

Corner match

2 つの壁を基準にモデルを固定し、特定の状況(梁を配置すべき場所など)に置いた形で BIM モデルを可視化します。QR コードマーカーは必要ありません。

Tabletop mode

プロジェクトをテーブルや床の面に読み込んで、スケールダウンされたモデルをざっと閲覧したり、操作してみたりすることができます。

新しいビューアーと改良されたユーザーインターフェース

2020 年 9 月、私達はすぐに使えるソリューションを必要とされている方に向けてスタンドアロン型のアプリを提供するために、Unity Reflect のベータ版をローンチしました。これは、Unity Reflect アプリの完全な再設計から始まり、ナビゲーションの更新やユーザー体験の改善を行って、新しいユーザーの方により簡単に Unity Reflect を試して、モデルを直感的に眺めてもらえることを目標としたものです。

新しい Unity Reflect アプリは正式にベータ版が終了し、以下で説明する機能改善をさらに盛り込んで、設計者と他のプロジェクト関係者の間のギャップを埋めようとしています。

より迅速、かつより良い意思決定を行うために、簡単に使えるツールをさらに拡充

BIM フィルタリングとオブジェクト選択オプションを追加し、設計支援や調整会議の最中に、より詳細なメタデータの分離とレビューを可能にしました。既存の機能のアップグレードもなされており、たとえば BIM 選択では、深度を考慮した選択と組み合わせることで、同じ場所を繰り返し選択したときに、前に選択した部分の背後にあるオブジェクトへと選択対象を移動し続けることができるようになり、壁や柱などの背後に隠れている要素を簡単に検査できるようになりました。

モデルへのアクセスの高速化

新しい Unity Reflect アプリは、カメラ位置、視認性、オクルージョン(奥にある物が隠れるような表現処理)、距離、サイズなどの一連の要素によって決定されるオブジェクトの優先度に基づいて、モデルをプログレッシブにストリーミングする斬新な手法を採用しています。オブジェクトは最初は透明なボックスとして表現され、ダウンロードが進むにつれて実際のオブジェクトに置き換えられていきます。

ユーザーは、モデルが完全に読み込まれるのを待たずに、モデルの重要な部分に対する操作を始めることができます。モデル全体のダウンロードを待つ必要がある場合に比べて、モデルを開く速度は 50%、ストリーミングの開始は最大で 95% 高速化しました。

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新バージョンの Unity Reflect は本日からご利用いただけます。また、iOS アプリが近日中に公開される予定です。

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