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没入型技術が企業に浸透 ― 新調査が示す 7 つのポイント

2021年12月13日 カテゴリ: 建築業 | 6 分 で読めます
Someone lifting an ipad to take a photo of a unity screen
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サプライチェーンの混乱、イベントの中止、資材や施設へのアクセス制限、従業員の健康と安全。これらは、この 2 年間に企業が遭遇した数多くの課題のうちほんの一部です。Unity は Forrester Consulting 社に依頼して、300 人以上のビジネスリーダーやテックリーダーを対象に調査を行い、没入型テクノロジーがどのようにこれらの課題を解決し、その過程でどのようにデジタルトランスフォーメーションを加速させたかについての知見を集めました。調査結果はこちらからご請求ください。

フォーチュン 500 社の CEO のうち実に 75% が、COVID-19 によるパンデミックに対応するために社内での技術革新を加速させています。リアルタイム 3D、拡張現実(AR)、複合現実(MR)、バーチャルリアリティ(VR)などの没入型技術は、この変化における中心的な役割を担っています。建築・エンジニアリング・建設(AEC)、製造業、小売業、運輸業、エネルギーなどの業界では、多くの企業が、これらの混乱に対処するためのより弾力的かつ革新的な方法を取るために、没入型技術を導入したり、すでに導入していた企業ではその利用を加速させたりする動きが見られます。

この決定的な出来事の短期的および長期的な影響について理解を深めるために、私たちは世界的な調査およびアドバイザリ会社である Forrester Research 社の傘下である、Forrester Consulting 社に調査を依頼しました。この調査で得られた 7 つの魅力的な結果をご紹介します。

1) パンデミックは、企業における没入型技術の利用にどのような影響を与えたか

パンデミックは没入型技術の活用の触媒でもあり、加速剤でもあったようです。現在、没入型技術を使用している企業の約 3 分の 1(34%)は、パンデミック前にこの技術を使っていませんでした。パンデミックが没入型技術を使い始める動機となったのです。また、半数以上(54%)の企業がパンデミックの影響で使用を早めることになったと答えました。そして、さまざまな課題を乗り越える上で没入型技術が有効であることが明らかになっていきました。

2) パンデミック下で企業が最も苦労した点は何か

COVID-19 は、設計、エンジニアリング、生産、オペレーション、トレーニングなど、仕事のあらゆる段階に影響を与えました。しかし、企業が最も苦痛を感じたポイントはマーケティングや営業活動だったようです。リーダー層のおよそ 4 人あたり 3 人の割合(74%)が、パンデミック後の最初の数か月間において、パンデミック前に比べてマーケティングや営業活動を行うことが難しくなったと回答しました。Volkswagen 社や HOMAG 社のような企業は機敏に行動し、中止されたトレードショーをオンラインでの没入型体験に切り替えて対応しましたが、ほとんどの企業では、対面で製品を展示したり、機能を実演したりすることができなくなったことで不都合が生じました。

3) パンデミックの影響で、優先順位が最も大きく変動した事柄は何か

79% の企業が、パンデミックという深刻な問題に対応するためにデジタルマーケティングと E コマースの能力を高めることがパンデミック前よりも重要になっていると答えています。これは他のどの組織目標よりも高い数値です。こうした企業で課題の優先付けが再度検討された結果、視覚化ツールの改善(72%)とリモートでのコラボレーション(67%)が重要な課題と考えられているという結果も得られました。

4) 没入型技術の使用が最も増加した仕事の段階はどこか

設計とプロトタイピングでは、パンデミック前と現在を比べるとそれぞれ没入型テクノロジーの利用が 19% から 29% と 50% の増加を見せ、これは他のどの段階よりも大きな伸びでした。分散したチーム間で没入型の設計レビューを行うことも可能になりましたが、これは没入型技術が新たな課題を乗り越える上で極めて重要な役割を果たした一例です。その勢いはますます増していくと予想されます。リーダー層のおよそ 5 人に 4 人(79%)が、設計やプロトタイピングに没入型技術を使用することに興味を持っており、これは他の仕事の段階(エンジニアリング、マーケティング、オペレーションなど)よりも高い数値です。

5) パンデミック時に最も没入型技術の利用が広がった業界はどこか。また、今後最も利用される可能性のある産業は何か

エネルギー業界では、パンデミック前に比べて採用率が 53% 増加し、最も大きな上昇が見られました。パンデミック下で行われた刺激的なプロジェクトの 1 つに Zutari 社の事例が挙げられます。このプロジェクトは、リアルタイム 3D 技術を活用して、大規模なソーラーサイトの設計や建設に関するより良い判断を下すことを可能にするものです。 

一方、AEC 業界では、今後 12 か月から 24 か月の間に、没入型技術の利用が 115% 増加すると予想されています。これは、この調査の対象となった他のいずれの業界よりも大きな割合です。このような成長は、業界で優先すべき事柄が再考されたときに促進されることがありますが、その優先事項の最上位に来たものは、組織の内外での遠隔コラボレーションでした。

6) これから AR や VR が広まる可能性が最も高い業界はどこか

教育業界がトップに来ています。今回のパンデミックでは、遠隔学習の問題がクローズアップされる中、今回の調査への回答者はより没入感のある学習方法にチャンスとメリットがあると考えていたようです。

7) 企業における没入型技術の導入は今後どのように推移するか

調査に参加したうち 37% の企業が、今後 12 か月から 24 か月の間に没入型技術を使用すると答えています。これが実現すれば、没入型技術を利用する企業の割合が、現在の 26% から 42% 増加することになります。没入感のあるショッピング体験を提供するインタラクティブな 3D 製品コンフィギュレーターから、都市の未来を形作るデジタルツインまで、没入型技術の用途は今後も多岐にわたり、企業全体にビジネスインパクトをもたらすでしょう。

その他の調査結果はこちら

Infographic of Forrester report

詳細を見る

The New Way of Working Is Immersive」と題した調査結果を今すぐご覧ください。この調査に関する詳しい分析は、ゲストスピーカーとして、Forrester 社のプリンシパルアナリスト兼副社長の J.P. Gownder 氏を迎えた Unity のスペシャルイベントの録画をご覧ください。

2021年12月13日 カテゴリ: 建築業 | 6 分 で読めます
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